最近のキューバ、コロナの様子。ここ数日ハバナと近郊で2つのクラスターと海外帰国者の感染が重なって、もう2ヶ月ぐらい見たことのない2桁新規感染者に数字にギョッとなり、ハバナは規制緩和第1段階からなかなか次へ進まない。市内を自由に動けるようになったとはいえ、まだ仕事もままならず通常営業している場所もほとんどない上、このぶり返しで「家こもり生活」継続中。
で、時間はたっぷりある。
そこで普段はあまり見ない新鮮な生のトウモロコシが、手に入ったのでTamalタマールを作ることにした。タマールはトウモロコシをすり潰して味付けし、トウモロコシの皮で包んだものを蒸すか茹でるかして作る。食事と一緒に食べることもあるけれどおやつにもなるファーストフードで、街中でも売り歩いているので普段はこれを買って食べることが多い。実は我が家で作るのは初めて。よその家で作る様子を見たことはあるけれど、手順もよく覚えてない。せっかくなのでレシピを残そうと記録をとってみた。
素朴な味わいが何とも言えず美味。名前が違うかもしれないけれど、キューバだけでなくて中南米どこにでもあるポピュラーな料理。トウモロコシを潰すのが少々面倒だけれど、意外に簡単。自分で作れば具材のアレンジや塩加減も調整できてより一層美味しい。皮で包む作業は子供と一緒にやっても楽しい。
コロナ禍、「家こもり生活」で料理に関しては新たなチャレンジや学びあり。いくつになっても挑戦と学習は大事、いいこといいこと!