キューバでマスクは何という?

コロナウィルス感染予防対策として外出時のマスク着用が徹底され、今では街ゆく人の9割以上がマスクをしている。正直、全く習慣のないキューバで、こんなに早く定着するとは思っていなかった。増産中のマスクは医療関係者とお年寄り、子供達など生活弱者にまず届くようになっていて、まだ一般用に店ではそれほど売っていないのだが、あっという間に皆、何だかの方法で入手している。我が家にもキューバで一番ポピュラーな緑のマスクがやってきた。

ナソブーコ。キューバのマスク、手作り感満載

ところで、今回のことがあるまでキューバでマスクを何と呼ぶのか知らなかった。

Nasobuco(ナソブーコ)=マスク

スペイン語で一般的にはMascarilla(マスカリージャ)のはずだけれど、果たして他のスペイン語圏ではどうだろう?他にもマスクを表す単語はあるのだろうか?

このナソブーコの他に最近のニュースでよく耳にして覚えたスペイン語は、Cuarentena(クアレンテーナ)。Cuarenta(クアレンタ)が40だから、40 と関連するものと思ったら全く違う意味もあると知った。

Cuarentena(クアレンテーナ)=隔離

特に病気の伝染などを予防するための隔離、まさに今回のような場合にはこの単語を使うそう。

スペイン語が話される国、地域は多いが、それぞれ話し方やよく使う単語に違いがあってそれが面白かったりするのだが、キューバのスペイン語は中南米地域の中でも、極めて特徴的であるように思う。キューバ語といえる独特の表現が多くある上、話し方も単語を続けて話したり、発音しない音がたくさんあったりするので、非常に聞き取りにくい。でもキューバ風の言い回しを少しでも使って、キューバ人と会話すると相手がグッと寄ってきてその距離が縮まる気がする。

キューバ人と会話するのも、彼らが話しているのを聞くのも大好きなのに、今はほとんど外に出ることもなく、話す相手は家族ぐらい。TVのニュースをいつも以上に見るから、アナウンサーの言うことはよく聞き取れるようになった気がするけど・・・違う!大振りなアクション付きで唾をペッペと飛ばしながら、道端で会話するキューバ人の姿を1日も早くみたいもの。もちろんマスクなしでね。

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