日本から持ってきた鯉のぼりを今年も飾った。
キューバに来て5年、毎年欠かさず4月の後半から5月にかけて飾る。息子は今年10歳、半分は日本の、半分はキューバの空を泳いできた(日本はベランダ、キューバは室内なので空の下経験なしだけど)鯉のぼりたち、少し色が褪せて、吹流しは布がボロボロささくれだってきてしまった。それでも窓から風が入ってくると、ちょっとだけ横になびいてくれるのを見ると嬉しい。
コロナの影響で「お家で過ごそう」状態が続く中、おりがみで鯉のぼりも作ろう!と息子を誘うも最初の千代紙を切るところまでやってどこかへ行ってしまったので、ひとり黙々と作品を完成させた。
ヨレヨレの鯉のぼりを出しながら、息子がひとこと。
「今度日本へいったら、新しいの買わないとね。」
ん?鯉のぼりって、子供がいくつになるまで飾るのだろう?新しいのいる?!