いよいよ、11月15日キューバの国境再開!

2021年10月24日23時59分現在のコロナ感染状況:新規感染者1,210名(ハバナ79名)、現状陽性者5,761名、累計感染者946,960名、累計回復者932,951名、累計死亡者8,191名

上記、本日発表のコロナ感染状況。数字を見ても新規感染者数はグーンと減って状況が良くなっているのは明らかだが、先週からさらにハバナとサンティアゴ・デ・クーバの2大都市で規制の緩和「新しい日常」への移行が発表されたこともあり、街中を見ても街をゆく人たちの足取りや表情まで違って見えるような気がする。ハバナでは多くのレストランが店内での飲食を開始し、久しぶりの外食を楽しむ家族連れなどが見られるようになり、Calle(通り)で遊ぶ子供たちの姿と賑やかな声が戻った。そしてハバナの人たちにとって最大の娯楽、マレコン散策も解禁!釣りをする人、音楽を演奏する人、ビールやラムを飲みながら語らう人たちが帰ってきた。

日曜日の旧市街ビエハ広場、賑わうレストランを見るのも久しぶり!

また先週12日には、11月15日の国境再開にあたっての入国条件が観光省によって発表された。それによると・・・

  1. 11月7日より入国時に空港などで各自のPCR-RT検査、入国後の隔離規制は排除される。
  2. 海外からの旅行者はキューバ人、外国人を問わずに該当機関が発行したワクチン接種済みを証明するための「健康パスポート」または「対Covid-19国際証明書」を提示すること。
  3. 上記のコロナワクチン接種済み証明書を提示できない旅行者は、出発国の認証された機関で出発前72時間以内に行ったPCR-RT陰性証明書を提出する。
  4. 0~12歳の子供には国籍を問わずワクチン証明、PCR-RT検査を要請しない。
  5. 出発国搭乗時に航空会社は旅行者に対して、ワクチン証明または出発前72時間以内に行ったPCR-RT陰性証明書を要求する。
  6. 「旅行者健康状態表明」(健康宣言書、到着前に機内で配布される)を提示すること。
  7. 空港で国際保健管理者によってランダムにPCR-RT検査が行われる。
  8. マスクの着用は空港エリアまたその入り口、同様に国内全域で引き続き義務とする。
  9. 引き続き感染病予防体制がすべての入国箇所:空港、港で取られる。
  10. 入国箇所を問わず海外からの旅行者でCovid-19およびそのほかの感染病症状または兆候のある者は、有効な対処についての導入を受けPCR-RT検査が実施される。
  11. 旅行者が滞在中も引き続き感染病監視を実施するものとし、ホテルには基本的な医療機器を揃えた医師が常駐する。
  12. カサパルティクラルのオーナーおよびキューバに居住しない旅行者を宿泊させる個人は、宿泊客にいかなる症状が見られた場合も速やかに担当の保健管理者に通知する責任を負う。
  13. カサパルティクラルに宿泊する旅行者に対する監視は、地域の保健医療機関が行う。Covid-19の症状が見られた場合には担当の保健管理者に通知しなければならない。

*観光省は宿泊施設、観光施設に対して、観光省の定めたプロトコルを遵守させ最上の衛生管理を備えたサービスを提供し、キューバ観光の復興に努める。
*観光施設内で密閉箇所や人の集まるところでのマスクの着用、ソーシャルディスタンスの維持、手消毒などによる清潔状態を保つ、検温の実施等のプロトコルはより強化される。
(以上、キューバ観光省HPより抜粋:11月7日以降旅行者に課される衛生管理プロトコル

現在キューバのワクチン接種完了率は70%少々、11月中旬までには現時点で接種可能な人(過去感染していない人、健康上の理由で接種困難な人を除く)すベてがワクチン接種を済ませる予定で、国民の命を守った上での海外観光客の受け入れとなる。昨年同じく11月15日に観光再開し海外からの入国を再開したのがきっかけで、うなぎ登りに感染者が増えてしまった悪夢が繰り返すとはないと信じたい。 経済面だけでなく、街の雰囲気や人々の生活ぶり、特にハバナなどの見所の多い街はやはり観光あってのキューバだとここ1年半で痛感した。観光客が戻って、より活気ある街が見られることを心から楽しみにしている。

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