サンティアゴ島

ISLA SANTIAGO

ガラパゴス諸島で4番目に大きな島、サンティアゴ島の情報ページです

位置

LOCATION

諸島中央部、サンタ・クルス島の北西に位置し、諸島で四番目に大きい島です。
溶岩が流れ出て出来た島で、雄大な火山地形が見られます。最も古い溶岩流はおよそ75万年前と言われています。
16世紀以来、海賊や航海者たちの投錨地として利用されました。
1835年、チャールズ・ダーウィンが訪れたとき、「その巣穴の多さにテントを張る場所に困った」程のリクイグアナは、人間によって持ち込まれたヤギや豚により今はこの島から姿を消しました。かつて製塩業が営まれたこともあり、当時の廃屋が残っています。

地理情報
面積585㎢
島内最高標高907m

サンティアゴ島の主なビジターサイト

プエルトエガス

島の北西、ジェームス湾に位置する黒砂のビーチと、隣接する溶岩性の海岸からなる上陸ポイントです。
製塩所開発が失敗した歴史があり、当時を偲ぶ廃屋が一部残っています。
溶岩の天然ブリッジやプールには時折ガラパゴスアシカに混ざってガラパゴスファーシールが見られます。

主に見られるもの

ガラパゴスファーシール
ガラパゴスアシカ
ウミイグアナ
カッショクペリカン
ミヤコドリ
ガラパゴスササゴイ
ガラパゴスシラガガゴイ
ガラパゴスベニイワガニ

エスプミージャビーチ

ジェームス湾の北側にあるコーヒー色の砂の海岸でウミガメの産卵地になっています。
大航海時代には捕鯨船や海賊たちが水の補給のために訪れていました。

主に見られるもの

カッショクペリカン
フィンチ類
ホオジロオナガガモ
ガラパゴスヒタキモドキ
ガラパゴスノスリ
ウミガメ

バッカニアコーブ

海賊が水や食料の補給に投錨していた場所で、捕鯨船などの船乗りたちの休憩場所として使われた歴史があるポイントです。
上陸はできず、パンガライドで火山灰が作り出した奇怪な断層を眺めながら岸壁に無数に営巣している海鳥を観察します。

主に見られるもの

アオアシカツオドリ
海鳥

スリバンベイ

島の南東に位置。バルトロメ島を正面に見る広大な溶岩流の跡です。
1897年の噴火で流れ出たパホエホエ溶岩が地表を覆い独特な地形の海岸を形成している、地質学的に興味深いポイントです。

主に見られるもの

ヨウガントカゲ
ガラパゴスペンギン
ウミイグアナ