旅行に行くと、気になるのが現地の気候。

今日はパナマシティの気候についてお話します。

カリブ海と言われると、天気が良くカラッとしていて、夕方には夕立が降ったりするのかな、というイメージが多いと思います。

パナマはカリブ海と太平洋どちらも持つ国。パナマシティは太平洋側にあるので、トロピカルな気候とはまた少し違うんです。

なんと言っても湿気が多い。

パーセンテージで言うと、今現在の湿気率は82%、年間平均が80%。

年間ほとんど毎日雨が降るパナマでは、ジメジメしているのが当たり前。どのくらいひどいかと言うと、革のバッグや財布を持っていようものなら毎日手入れをしないとすぐに白っぽいものが革に付着していきます。そして1ヶ月利用しなければ、もう真っ白。

はい、キューバから来た私。利用しないキューバのお金を保管している革の財布、見事にやられてしまいました。また油断してしまいました。

今迄散々湿気で潰された物の数は多々。リュック、靴、帽子、服などなど。ひどくニオイが付くくらいなら良いものの、お気に入りのサンダルは靴底やストラップが崩壊し、お気に入りのパンプスは生地が粉のようにボロボロと剥がれていきました。そして今回、財布真っ白。拭くだけでは取れないし、革専用のクリームを利用してみましたが、翌日にはまた白いものが浮かび上がってきます。

少しくせ毛の方がパナマに来ると、きっと自然とキャンディ・キャンディのような髪に仕上がるでしょう。それはそれで、良さそう。

これから駐在でパナマに来る予定のある方、ちょっと長期でパナマに行きたいなと考えている方、湿気に強いものや、ニオイが付いても気にならないものを持ってきましょう。そして、手入れするのを忘れずに。

今日の雨上がりのパナマシティ