2014年1月 ガラパゴスダイビングクルーズにおける最新かつ最高のダイビングヨット ダーウィン・バディ号とウォルフ・バディ号がそのオペレーションを中止することになりました。

昨年末から不穏な動きを見せていたガラパゴス国立公園がついにバディ号の営業ライセンスを取り上げてしまいました。
ガラパゴス国立公園のプレスリリースによると、バディ・ダイブは環境管理計画に関する半期報告書を提出しなかったとされ、さらに環境コンプライアンス報告の不提示及び国立公園への年会費の未払いからくるライセンスの停止との発表です。

これを受け、バディ・ダイブのPaul Coolen氏は国立公園に対し非常な憤りを見せています。「(昨年末から)営業停止にされたと思ったら次の週には営業許可されて、また次の週には営業停止?おかしいだろこんなの、これ以上お客様に迷惑をかけるわけにはいかない」として1月29日に公式にガラパゴス諸島での営業を中止しました。

ソース http://www.undercurrent.org/UCnow/dive_magazine/2014/BuddyDive201402.html

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こんなダイビングボート他にありますか?

とまあ、そんなわけで、我々が最も高く評価していたダイビングボートがたった2年弱の営業期間の後に航行中止となってしまいました。
バディ号を予約していたお客様にはバディ・ダイブが責任をもって全額リファンド、他の船への予約振り分けを行うそうです。
ただ、他にもガラパゴスダイビングボートは数隻ありますが、バディ号に比べてしまうとサービスから室内空間からかなりの差があると感じています。
思えば2011年バディ号就航前、まだグアヤキルの川の波止場に繋がれていた船体をキトから視察しに行ったりもしましたし、就航直後にもダイビング旅行に招待され、たったの4名で16人乗りの船を1週間貸しきり取材するという体験もしました。その後、日本人チャーター便を出し多くのお客様に「いままでで一番いい船だ!」とか「ホテルみたいですね!」などのコメントを頂いて、まるで我が子が褒められるかのように喜んだ、そんな思い出のバディ号です。

マンタやジンベイやハンマーやマンボウがうようよしてる最高の海に最高の船で行くのが最高のダイビング旅行だったのに、今回のガラパゴス国立公園の判断には本当に残念としか言いようがありません。

さて、一生懸命に作ったバディ号の紹介ページも削除したので、これから他の船の紹介ページを作ります。

バディ号はなくなってしまいましたが、ガラパゴスダイビングの概要ページはこちらから見れます。2016年までのダイビング船の空室情報もアップしました。

ホントに4月に間に合うのか?

NORTADA HPより ホントに4月に間に合うのか?

その筋の情報によると、2014年4月に新しくNORTADAというダイビングボートが就航するとの話で、空席情報にも掲載していますが、NORTADAのHPを探してみると「2013年末には就航予定」などと書かれているにもかかわらず船体写真がまだCG。完成するのかとか営業ライセンス降りるのかなど大いに不安が残るしまつです。
今回のバディ号の件しかり、NORTADAの件も含め、なにやらガラパゴスダイビングは国立公園の管理のもとどうも利権がらみできな臭い展開も見せているようです。

オンリーワントラベルでは、現地の正確な情報を選別したうえで、自らの足を使って確認して安全な旅をプロデュースすることを第一のモットーとしています。

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