こんにちは!ブラジル駐在中のはるみです。

ブラジルの国土は南米最大。この国に存在する絶景は数知れす、私もまだまだ知らない所がたくさんあります。

というわけで、ブラジルにこんなところがあったんだ!と、人気観光スポットからマニアックな場所まで、少しずつ皆様に伝えていこうと思います。

今日は、約2ヶ月後に迫ったブラジル1のリゾート地で行われますリオデジャネイロオリンピックにちなんで、リオに来たからには是非、足を運んでみたい穴場スポットをご紹介したいと思います。

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リオデジャネイロと言えば、コパカバーナビーチやコルコバードのキリスト像が有名ですが、その中で今観光客にすごく人気の場所があります。

リオデジャネイロの中心街の高台に位置する、サンタ・テレザ地区です。

サンタ・テレザは絵に描いたような美しい古い街並で、まるでタイムスリップしたかのような感覚にとらわれ、あなたを別世界へと導きます。健在する住宅のほとんどは、18世紀ごろに建てられ、昔の状態で今も保たれています。物によっては、修復が必要な物もありますが、これらの貴重な建造物をそのまま残しておくことで、町の雰囲気を作り出しています。また、サンタ・テレザの道は、アスファルトではなく、石で出来ています。これは、アスファルトが出現する前の道で、古い石が、道路一面に埋め尽くされています。60年代から70年代にかけては、たくさんのアーテイスや、画家がこの地区に引っ越してきた為、町にはたくさんのアートがあり、こちらも見所の一つとなっています。

Museu de Arte Naif Museum of Naif Art Museo de Arte Naif

サンタ・テレザの人気はもちろん古い町並みもそうですが、その中でもかなりの人気を誇るのが、昔ながらの路面電車です。この電車が通るルートから見える、リオデジャネイロの中心街からサンタ・テレザまでの美しい道のりは、観光客に限らず、現地人からも人気です。この路面電車は、観光客だけではなくサンタ・テレザに住む住民の交通手段にもなっています。2012年より修復のため、一時ストップしていましたが、昨年の7月より復旧しています。昔ながらの木材椅子に左右が吹き抜けている為、心地よい風を浴びながら、サンタ・テレザの町並みを見ることが出来ます。かつての路面電車は電気ではなく、ロバが引いており、色も緑色でした。今は電気に変わり、色も緑から特徴的な黄色になりました。サンタ・テレザの路面電車博物館に今までの歴史が飾られていますので、サンタ・テレザにお越しの際は、こちらに立ち寄るのもオススメです。

 

第一弾は、サンタ・テレザの街並みや歴史についてご紹介してみました。

第二弾はサンタ・テレザの魅力はまだまだこれだけではない!をご紹介したいと思いますので、お楽しみに!!