キューバ

7月 2016

7月キューバ、ハーシー列車

2018-07-17T13:21:13+09:00

ハーシー列車、ご存じですか? ハーシーと聞いて思いつくものといえば、チョコレート。 Hershey Chocolate、そうです。アメリカのチョコレートです。 キューバにはハーシー社が砂糖を運ぶのに利用していた列車が通っています。 区間はハバナとマタンサスを結ぶ135km、47駅、3時間半かけて進みます。 まずは簡単に歴史をご紹介。 1918年、ハバナとマタンサスの中間地点にハーシー駅を作り、そこで製糖した砂糖を近くの港まで運び、輸出していました。今でもハーシー駅付近には昔使っていた古びた大きい建物がならんでいます。1919年、最初の列車は蒸気機関車を利用していましたが1922年には電気機関車を利用するようになりました。 ハバナが始点といっても中心地から少し離れた所。海岸を挟んで向かい側にあるので中心地からは車、またはボートを利用してハバナの駅「カサブランカ」まで向かいます。当時 イギリスのUnited Railwaysがハバナ市の列車を管理しており、ハーシー列車が市内まで入ってくることを許可しなかったので、アメリカは少し離れた場所までしか線路を延ばすことができませんでした。 独立革命後、アメリカはキューバから撤退し、ハーシー社は名前を変えてカミロシエンフエゴス ディビジョンとしてその後40年間動き続けました。砂糖の需要がだんだんと少なくなり、2000年にはハーシーでの製糖は中止。今では現地の人々が移動手段として利用しています。 そんなハーシー列車は観光客ももちろん乗車可能。 列車マニアや好奇心旺盛な方には是非オススメ。現地の方の生活を体験することができます。 エアコンはありません。クッションがついていないベンチのような椅子ですが思った程おしりが痛くなることはありませんでした。 とにかく揺れて、暑くて、うるさくて、臭い。無秩序に車内で人が叫びあい、床で寝ている人もいます。さらに人間以外に、ヤギや鶏、犬も旅します。 隣に座っていた酔っぱらい家族は、私にどうしてこんなに居心地の悪い列車にわざわざ乗るんだと、興味津々にひたすら話しかけてきました。 1日三本運行しています。ハバナからマタンサス行きが3本、マタンサスからハバナ行きが3本の計6本。 レールが1本しか無いのでハーシー駅で対向列車が来るまで待機します。 列車が遅れることは当たり前、待機時間は15分〜長ければ半日待つことも。 ハーシー列車に乗る方は余裕のある日にトライしましょう。 列車に乗っている間、見える景色はほとんど変わりませんが、なんといっても車内の入れ替わりが激しくいろーーーんな人がいるので面白い。 時間に余裕のある方は是非試してみてくだい。 今まで旅してきた中でもかなり上位に入るくらい貴重な体験ができて大変満足です。 ハーシー列車の運転席

7月キューバ、ハーシー列車2018-07-17T13:21:13+09:00

6月 2016

6月キューバ、WI-FI情報

2018-07-17T13:21:52+09:00

キューバにはまだあまりWI-FIが普及していません。 家にもネットは通っていません。 なぜなら、社会主義国だから。 外界はシャットダウンします。 日本人には欠かせないLINEも無いし、携帯が次から次へとピコピコなることはほとんどありません。 携帯電話が普及したのもつい最近の話。そんなキューバ人のコミュニケーション手段は家電話。固定電話を使うことなんて、ココ最近はオフィスの電話くらいでしたが、キューバでは至って普通。固定電話さえ無い家もたくさん存在します。何軒かで1台の電話を共有しているのです。 でもキューバには、アメリカへ亡命して離れ離れになった家族や友達がいる方々がたくさんいます。 どのように連絡を取るのかというと・・・ ここです。 座っている人や壁沿いにいる人々はみーんなWI-FIを使いに特定の場所へやってきます。 公園やホテルに公共WI-FIが設置されているところがあるのです。 WI-FIのカードを購入してIDとパスワードを入力すると、1時間、ネットが使えるようになるのです。 1時間=2CUC(USD2.00) 現地のお給与は月約20ドル。 レストランのウェイトレスやウェイターも、ホテルの従業員も学校の先生も、全部国営。みんな公務員です。みーんな、約20ドルで生活しているのです。 そんな中、インターネットが1時間2ドルって。 相当高いですよね。 現地の人はどのくらい頻繁にネットを使うんだろう。 インターネットが1分でも繋がらないだけで大騒ぎする人種、 インターネットがないだけで「仕事にならない」って感じてしまう人種には到底考えられないですよね。 でもキューバに来て実感しました。 全然ネットがなくても生活できるんです。 友達と道端でボールの蹴り合いをしたり、海でキャッチボールやBBQをしたり。 人と面と向かって目を合わせて会話することができるんです。 周りの情報に影響されず、幸せを感じることができるのです。 素晴らしい国だと感じました。 59年前の今を生きるキューバ人、アジア人を見てはChina China話しかけてくるキューバ人、いっつも楽しそうにしているキューバ人にこちらもついつい笑顔でJaponだよって言い返します。 これもアメリカとの国交が回復したら、すぐに変わってしまうんだろうな。 便利になっても国民性や幸せの価値観は変わらないでいて欲しいと願います。 今のキューバを是非味わいに来てみてください。

6月キューバ、WI-FI情報2018-07-17T13:21:52+09:00

1月 2016

アメリカ キューバ飛行機就航 直行便

2018-07-17T13:36:41+09:00

キューバ路線 最新情報 更新 10月19日 アメリカン航空はマイアミとカマグエイ、シエンフエゴス、オルギン、サンタクララ、バラデロのキューバ国内5都市   MIAHAVA 11月28日から毎日就航 MIAVRA(バラデロ) すでに毎日就航 MIACFG(シエンフエゴス) すでに毎日就航 MIAHOG(オルギン) すでに毎日就航 MIASNU(サンタクララ)すでに毎日就航     デルタ航空は12月1日からアトランターハバナ、マイアミーハバナが毎日就航  ユナイテッド航空は11月29日からニューワークーハバナ、ヒューストンーハバナが12月3日から毎日就航 キューバ路線 最新情報 更新 8月15日   2016年7月、米国運輸省(DOT)は以下の米航空各社に対し、米国とキューバの首都・ハバナ(HAV)を結ぶ路線開設の許可を発表いたしました。 なお、運航開始は2016年冬ダイヤからとなる予定です。■ 運航が予定されている航空会社と路線 ◎ アメリカン航空 (American Airlines: AA) * マイアミ(MIA)   ~ ハバナ 路線 --- 毎日4便 * シャーロット(CLT) ~ ハバナ 路線 --- 毎日1便 ◎ デルタ航空 (Delta Airlines: DL) * ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ(JFK) ~ ハバナ 路線 --- 毎日1便 * アトランタ(ATL) ~ ハバナ 路線 --- 毎日1便 * マイアミ(MIA) ~ ハバナ 路線 --- 毎日1便 ◎ ユナイテッド航空 (United

アメリカ キューバ飛行機就航 直行便2018-07-17T13:36:41+09:00
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