パタゴニア
トーレス・デル・パイネ国立公園情報

南パタゴニアのトーレス・デル・パイネ国立公園は、チリの首都サンティアゴから約3,000キロ南に位置し、アルゼンチンとの国境沿いにあります。2400平方kmの広さの国立公園で、北側はペリト・モレノ氷河で有名な、アルゼンチンのロス・グラシアレス国立公園と接しており、西側は、チリのベルナルド・オヒギンス国立公園と接しています。トーレス・デル・パイネとは、日本語では”パイネの塔”という意味で、国立公園内にある特徴的な3本の塔のような形をした岩山から名づけられました。氷河、湖、森林と山々の大自然は、世界中から来る多くの観光客を魅了しています。

2,400平方キロにわたるトーレス・デル・パイネ国立公園は南パタゴニアに位置しています。1959年に、ユネスコより保護区域として指定されました。大気汚染観測機では測定できないほど、澄んだ空気に満ちていると言われています。 毎年、名前の由来である氷河によって浸食された3本の岩峰、トーレス・デル・パイネ(パイネ塔)、氷河を見ることができる青色の湖、グレー湖や公園内の最高峰、パイネ・グランデ(標高3050m)など、山・氷河・森林・湖など豊かな自然を求め、多くの観光客がトレッキングなどを目的に訪れます。
2011年12月に外国人観光客が火の始末を怠ったために、山林火災が発生し、強風が吹くパタゴニアでは火を消し止めることが出来ず、翌年1月まで広大な森林が焼失しました。

トーレス・デル・パイネ国立公園の見どころ

パイネ国立公園の名前の由来となったトーレス・デル・パイネは氷河によって侵食された3本の尖った岩峰のことで、みどころNO1!アマルガ湖から見ることができます。
3本の塔は、北から、それぞれ2850m、2800m、2700mあります。

「苦い湖」という名の湖には鉄分と塩分が多く含まれています。ここではグアナコやフラミンゴを見ることができます。
湖の奥にはトーレス・デル・パイネが聳え立っています。
Hosteria Pehoe
ペオエ湖は緑色の湖です。湖周辺からは、パイネの角や、パイネ・グランデ(最高峰)を見ることが出来ます。パイネ国立公園へ行けばトーレス・デル・パイネ(パイネ塔)、グレイ氷河とペオエ湖から見える景色必ず回る観光ポイントです。


ペオネ湖に流れ込む、水量が多く、とても迫力のある滝です。周辺からはパイネグランデやクエルノス・デル・パイネ(パイネの角)を見ることが出来ます。

船で氷河に近づきます。迫力ある青いグレイ氷河や流れている様々な形をした氷塊などを見ることが出来ます。幅8Kmもある氷河で、氷河の上を歩くこともできるそうです。


この洞窟にはミロドンと呼ばれる1万年前に絶滅した動物が住んでいたといわれています。洞窟は広く、散策路があります。

トーレス・デル・パイネ国立公園への行き方

チリからのアクセス方法:
パイネ国立公園の観光は国立公園から120Km離れた「プエルト・ナタレス」という小さな町を拠点地とします。車でプンタアレナス空港か「プエルト・ナタレス」へ移動します(所要約3時間)。
アルゼンチンからのアクセス方法:
夏季限定でアルゼンチン側からも観光可能です。アルゼンチンのエル・カラファテからアンデス山脈を通り、公園に向かいます。移動時間はかなりかかりますが、アルゼンチンを中心としたパタゴニア観光の方にお勧めです。

お役立ち情報

1日に四季があると言われるほど天候は変わります。強風も吹くので要注意です。