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チチカカ湖の旅行情報

チチカカ湖は北部ボリビアと南部ペルーの国境にある南米最大の湖です。面積は8,562平方キロメートルあり、このうち約60%がペルーに属し約40%がボリビアに属します。商用の船が航行できる世界で最も標高の高い場所(標高3810m)とされているこの湖では、浮草で造られた島に住む人々や、インカの頃からの伝統的な営みを続ける人々の島を観光できます。

チチカカ湖について

インカ帝国の神話の一つに、太陽神インティがチチカカ湖からインカ初代皇帝マンコ・カパックを世に遣わしたという伝説が残っています。インカ時代以前からも九世紀ごろからケチュア族、アイマラ族、ウロス族、パカへ族、プキナ族といった人々が住む土地であり、アンデス地方の文化に多大な影響を与えてきました。十五世紀になると、この地で採れる肉や羊毛が重要であると判断したインカ帝国が一帯を支配下に納めます。

今日でも湖のほとりの街プーノでは、古代の風習と伝統を守り母なる大地パチャママへの感謝を忘れず、農業を続けながら先祖代々の儀式を継続して生活をしています。
湖の水は、水分の蒸発が激しいため塩分濃度が濃く1リットル辺り1グラムと少ししょっぱいです。
湖周辺には60種類の鳥類、14種類の魚類、18種類の両生類が生息しており、中でも有名なのは重さにして3kgにもなる巨大なカエルです。

チチカカ湖の地図

ペルー側チチカカ湖への行き方

チチカカ湖のほとりの町プーノへはリマからバスまたは列車(ペルーレイル)でアクセスできます。

またプーノから50km離れた街フリアカには飛行場がありリマ、アレキパ、クスコからの乗り入れがあります。

バスで

クスコとアレキパからプーノ行きのバスが毎日運行しています。Cruz del Surのバスがオススメです。
クスコからプーノまでは5〜8時間。
インカ・エクスプレスのバスはクスコからプーノまでの街道を英語とスペイン語のガイドが同乗する人気の観光バスです。途中の遺跡や街などに立ち寄りながら美しいアンデスの景色の中8時間かけてプーノまで移動します。

ボリビアのラ・パスからも毎日運行しています。

観光列車で

クスコからPeru RailとOrient Expressの観光列車アンデアン・エクスプローラー号がプーノに向けて月曜、水曜、土曜日に(4月から11月までは木曜日も)運行しています。

アンデスを行くこの列車の旅は間違いなく世界でも最高の観光列車のうちの一つでしょう。

2013年現在クスコからプーノ行きは255ドル。プーノからクスコ行きは153ドルで、ペルーレイルのウェブサイトからチケット購入できます。

ボリビア側 チチカカ湖のへ行き方

ペルー側からボリビア側への移動

ボリビア側チチカカ湖周辺で一番の繁華街がコパカバーナで、大半の旅行者はそこを目指す事になります。
コパカバーナの人口はおよそ15000人で。旅行者向けのレストランやホテルも数多く、滞在するには困りません。
ラ・パスからコパカバーナへは頻繁にバスが出ています。
チケットは各街の旅行会社やバスのオフィスで入手可能です。

旅行会社主催のツアーに参加

ペルーのプーノから、船でチチカカ湖を渡りボリビアへ入国するツアーがあります。
カタマランと呼ばれる双胴船でのツアーの場合、早朝、宿泊のホテルに迎えに来てくれ、その後港から船に乗ってゆっくりとクルージングを楽しみながら太陽の島まで移動できます。
太陽の島を観光した後ボリビア側の街で下船します。
ランチは船内でチチカカ湖の雄大な景色を楽しみながら食べます。

ラパスからコパカバーナへの移動

ラ・パスの共同墓地(Cementerio)周辺からバスが出ており、運賃は20ボリビアーノ(約200円)程度(これにはティキーナの海峡を船で渡る運賃も含まれています)。所要時間は3~4時間です。

旅行会社主催のツアーに参加

ウユニ塩湖が脚光を浴びる前まではチチカカ湖がボリビア最大の観光地だっただけあり、沢山の旅行会社がチチカカへのツアーを行っています。
早朝ラパスのホテルに迎えに来てくれ、車で2~3時間掛けてチチカカ湖の港へ。港からはボートに乗り換えて太陽の島や月の島を巡り、コパカバーナの教会も見学出来るツアーが一般的です。
ランチは太陽の島で絶景を楽しみながら食べます。

チチカカ湖の見どころ

湖内には太陽の島、月の島、タキーレ島など自然の島がいくつかと、ウロス島という浮草で編まれて造られた人口の島があります。
これらの島々へはボートやクルーザー、草で編まれた舟などに乗り観光をすることができます。

ボリビア側チチカカ湖周辺の町では一番大きくて栄えているところです。
主な見所はボリビアの聖地ともなっている中央広場の近くにある教会で、ここのマリア像はコパカバーナの女神(Virgen de la Copacabana)として大変有名で、多くの人の信仰を集めています。
また、湖の港に向かう通り沿いには多くの観光客向けのお土産物屋さんが並ぶ通りがあり、ホテルや旅行会社などもひしめき合って年中賑わいを見せています。

チチカカ湖と聞いておそらく最も多くの人が思い浮かべる浮き草の島、それがウロス島です。トトラ(浮き草)で作られた島にトトラで作られた家を建てトトラで作った船で移動する人々が暮らします。
島に上陸すると住民が温かく迎えてくれ、島の暮らしぶりを説明しながら民族衣装を着せてくれたり、工芸品のおみやげを売っていたります。
現在では主に観光が収入源となっているため、まるで民族テーマパークのような趣を見せていますが、それはそれとして楽しむのが大人というもの。
プーノの港より出発し約30分の航海で到着します。
トトラは食用にもなり現地の人の食材の一つとなっています。
ウロス島を訪れた際は是非召し上がって下さい。スポンジのような不思議な食感です。

ボリビア側にある湖内でも最大の島で、およそ2000人が住んでいます。ボリビアのコパカバーナからボートでアクセスできます。

インカ帝国の神話によると宇宙を創造した神ティキ・ビラコチャが、太陽をこの場所で創りだしたそうです。
島内にはモーター制御の乗り物は一切なく、とても静かです。丘陵になっていて登りの階段がきつい場合は住人に頼めばロバを借りることができます。紀元前2000年ころから人が住んでいたとされ、インカの時代よりも前の遺跡から重要な巡礼地の一つだったことがわかっています。
スペインに征服されたあとはスペイン人によるキリスト教の巡礼地にもなりました。
住人は島の温暖な気候を利用して主に農業に携わり、トウモロコシやジャガイモ、キヌアなどを段々畑で栽培しています。
近年ではしかし農業よりも観光業での収入のほうが増えています。
島内にはホテルもあり、トレッキングコースなどもあります。

ボリビア側にある小さな島で、この島もまたインカの神話では重要な意味合いを持ちます。
現在では子供も含め80人ほどの島民が暮らしています。
インカ時代に神官に使える少女達が暮らしていたと言われる島で、島内にはバージンの神殿の遺跡があります。
この島では少女達の為に伝統舞踊、織物、料理等様々など、インカの文化を伝える教育が行われた中心地でもありました。
コパカバーナから太陽の島に行くボートツアーでは大体この月の島にも立ち寄ります。もしくは太陽の島でボートを借りて月の島までアクセスすることもできます。

タキーレ島は他の島にくらべると知名度の低い島ですが、現地では人気の観光名所です。
他の島々より観光地化はされていないため、住民は皆観光客に対してシャイです。純民の写真を撮ると少量のお小遣いを求めてくるので、人物の写真を取る場合は一言声をかけてからにしましょう。
穏やかな時間が流れるこの島の雰囲気に惚れてしまう観光客は非常に多いです。ウロス島と文化が違い、男性女性共に編み物をします。また、展望台から海のようなチチカカ湖を望むことができ、現地の家庭でチチカカ湖名物のマスを食べることができます。タキーレ島を訪れた際はマス料理がオススメです。

チチカカ湖ベストシーズン

チチカカ湖のベストシーズンはなんといっても5月〜9月の乾季です。
空気が澄み渡り、はっと息を飲むような真っ青な空がチチカカ湖の魅力です。
また不思議なことに、花の色がとても色鮮やかに見えます。
乾季はチチカカ湖の魅力を最大限に引き出します。
色のコントラストをお楽しみ下さい。