メデジンの旅行情報

コロンビア第二の都市メデジンは国内きっての産業都市で、ビジネス、金融、ファッション、アート、文学、テクノロジーなどの中心を担っています。街のあちこちに現代アートや彫刻を見ることができ、道行く人々の服装なども国内他都市に比べ洗練されています。
近代的な交通網や公立図書館、スラム街と学校に設置したエスカレーターなどが社会統合に貢献していることが評価され、2013年、米紙ウォールストリート・ジャーナルとシティグループが実施した、世界で「最も革新的な都市」コンテストで1位に輝きました。1年中温暖な気候で、毎年8月に行われるフラワーフェスティバルでは美しい花のパレードを楽しむことができます。街を彩るクリスマスのイルミネーションも見所です。

メデジンについて

コロンビア西部のアンティオキア県の県都であるメデジンは、標高約1500メートルの盆地に位置する、人口約250万人の産業都市です。織物とファッション産業に始まり、大学、科学、医療、生花産業などで重要な位置を占め、国際的な麻薬組織メデジン・カルテルの本拠地としても知られています。この街の人々は「パイサ」と呼ばれ、自分たちの文化と街に高い誇りを持っています。また、有名な画家フェルナンド・ボテロ(Fernando Botero)の出身地でもあり、街のあちこちに彼の彫刻を見ることもできます。博物館や公園、ショッピング、グルメ、ナイトライフ、フェスティバルまで全てを楽しめる街です。

メデジンの地図

メデジンの主な見どころ

メデジンは、観光地として発達した街ではありませんが、数多くの博物館や、自然を満喫できる公園などがたくさんあります。公共の図書館や学校なども斬新なデザインで、ショッピングセンターやレストランも数え切れないほどあるので、コロンビアの都市生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。


国際的に評価されている都市交通システムの一部であるロープウェイで、素晴らしい景色を楽しむことができます。
市の中心から乗って、いちばん遠いアルビ(Arvi)まで行けば、日本円でたった80円ほどで、繁華街から高級住宅地、貧民街そして緑豊かな自然公園まで、コロンビアの縮図が見られます。
南米第一の水族館を抱えるサイエンス博物館です。プラネタリウム、3D映画館などもあり、自然界について学ぶ新しい方法を提案しています。ご家族で訪れるのにオススメです。
街の中心部にあるヌティバラの丘から、市街を見渡すことができます。12月になるとクリスマスのイルミネーションで飾られ、多くの観光客が訪れます。丘の上には、コロンビアのお土産やさんがあります。
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皆さんもぷっくり太った人物像の絵を見たことがあると思います。ボテロの素晴らしいコレクションを見ることができます。
メデジン市街からバスで2時間ほどの場所にある湖で、街の喧騒から離れて、リラックスするのに最適です。ボートを借りて湖を回ったり、ほとりにある可愛らしい町グアタペでランチをするなど、外国人観光客に人気の場所です。

メデジンへの行き方

飛行機で

メデジン市街から車で40分くらいの場所に、Jose Maria Cordoba(ホセ・マリア・コルドバ)空港があります。首都ボゴタからは約30分、カリへは約45分、カルタヘナへは約1時間、マイアミへは約3時間で結ばれています。なお国際線はメデジンからマイアミ・ニューヨーク・パナマ・リマ・カラカスへの直行便があります。

バスで

首都のボゴタから約450Km、所要時間約12時間です。アンデスを降りたり登ったり、つづら折りの道で、景色を楽しむためにはいいかもしれませんが、普通は航空便を利用する方がいいでしょう。