レンソイス・マラニャンセス国立公園の旅行情報
Lençóis Maranhenses National Park

レンソイス・マラニャンセス国立公園は、ブラジルの北東部マラニャン州にある広大な砂丘地帯です。
美しい青と白の世界が続く絶景は、日本人観光客にはまだまだ認知度が低いですが、近い将来必ず注目されるエリアです。

レンソイス・マラニャンセス国立公園のベストシーズン

「レンソイス」とは「シーツ」を意味し、まるでシーツのように白い砂丘が15万5000haに渡って広がります。砂丘の砂の成分はほぼ100パーセント石英のため、それが太陽光に反射して白く見え、絶景を作り出しています。
さらに雨季から乾季のはじめにかけて出現する、無数の水たまりや湖が作り出す風景は圧巻です。
 
ベストシーズンは6月から9月
1月~6月の雨季には砂丘の谷部分に水が溜まり、白い砂丘の合間にエメラルドグリーンの淡水の湖が出来上がり、幻想的な風景を作り出します。しかし雨季の間は雨が非常に多いので、ベストシーズンは雨季の終わりで最も水が貯まる6月から、乾季で水が乾くまでの9月になります。この時期には、どこからともなく魚や亀なども姿を見せます。
7月~12月は乾季で、9月以降は乾いた砂漠の様相を呈します。一面の白い砂漠に出会うことができますが、乾期は砂の乾燥が進むうえ、強風が吹き荒れることが多くなります。

衛星からでも一目瞭然

レンソイス・マラニャンセス国立公園の見どころ

ラゴーア・アスールとラゴーア・ボニータ
Lagoas Azul and Lagoas Bonita

砂丘に浮かぶ青い湖

ラゴーア・アスールと
ラゴーア・ボニータ

雨季になると、砂漠の中に出現する湖です。ツアーでは、南にあるラゴーア・アスールと、北にあるラゴーア・ボニータを訪れるのが一般的です。道中では野生動物やマングローブ、アサイーなどの熱帯植生の観察もできます。

ラゴーア
・ドゥペイシェ
Lagoas do Peixe

カメやカエルも泳ぐ湖

ラゴーア
・ドゥペイシェ

ラゴーア・ドゥペイシェでは、カメやカエルが生息し、小魚も観測することができます。雨季になると何もなかった砂丘に出没する湖に、小動物たちが乾季の間はどのように過ごしているかは明らかになっていません。

プレギサス川
Rio Preguicas

川下りツアーで探検

プレギサス川

モーターボートでプレギサス川を下るツアーに参加することができます。美味しい地元料理が食べられる川沿いの漁村や集落を訪れたり、超軽量小型飛行機で上空からで神秘的な砂丘と湖の景色を見ることもできます。

レンソイス・マラニャンセス国立公園への行き方

マラニョン州の州都サン・ルイスからからレンソイスへの行き方をご紹介します

レンソイス・マラニャンセス国立公園へはマラニョン州の州都サン・ルイスからバヘリーニャスへ移動し、バヘリーニャスの町からツアーに参加して訪れるのが一般的です。バヘリーニャスの町はサンルイスから約260kmあり、車で約4時間かかります。
アクセスの不便さから日本人観光客にはほとんど知られていない場所ですが、近い将来必ず秘境としてメディアに取り上げられるだろうスポットとして、オンリーワンではレンソイス・マラニャンセス国立公園に注目しています。

陸路でレンソイスへ

サン・ルイスからバヘリーニャスへ:
サン・ルイスの宿泊ホテルから朝5:00~6:00出発でミニバスが運行しています。バヘリーニャスに宿泊ホテルが決まっている場合はホテル前で降ろしてくれます。
オンリーワンでは安全・安心を第一に専用車でお好きな時間にお送りいたします。途中でトイレ休憩やお食事などもお気軽にできます。
バヘリーニャスからレンソイス・マラニャンセス国立公園へ:
国立公園は広大な上、明確なアクセスロードがないため、一般の車両は入ることができません。
国立公園への入園はツアー会社による特別4WD車両に限られています。弊社にて全ての手配を行っておりますので、是非お気軽にお問い合わせください。