キューバのコロナによる規制緩和:ハバナ空港再開

ハバナの学校が再開されて1週間、大人たちも含めてやっと日常に近づいたな、と思っていたら週末に熱帯低気圧エタがキューバを縦断、ハバナも週明け9日は休校だった。幸いこの辺りはそれほど荒れることもなかったのだが、中部地方はエタの通過前後に各地で豪雨となって浸水被害で家屋や農耕地に被害が出てしまった。でもいつものように政府主導でしっかり備えがあったので、人的被害はなく早速被災地域の復旧作業が開始されたそう。

中南米はハリケーンエタの通過で大きな被害が出た。その後、勢力が弱まって熱帯低気圧としてキューバへ上陸。

気づけばもう11月も中旬にさしかかる、そろそろハリケーンシーズンも終わり、コロナに翻弄された今年も残すところあと1ヶ月半・・・

そんななか、11月15日0時ハバナ国際空港再開!

先週あたりから、それらしい動きはあったけれど具体的な日付は昨日、11月10日に発表された。キューバでのコロナ感染拡大が始まり3月24日に国境が閉ざされて早8ヶ月近く。すでに他の地域の空港は国際便が発着しているが、やはりハバナの空港が開かないと本当の意味での国境閉鎖解除とはいえない。

それが、やっと!!!

ハバナのホセマルティ国際空港 photo by Cubadebate, Aeropuertos.net

空港は感染予防対策が取られ、海外からの乗客受け入れ準備万端との報道だった。施設面だけでなく予防対策としてフライト利用者=旅行者以外の送迎者などの空港ターミナルへの立ち入り禁止、送迎車両の規制などが行われる。またキューバ入国時に全員のPCR検査を実施、24時間以内に結果通知、長期滞在者は15日後に再度検査して陰性であることが滞在条件となる。そして入国後は政府保健機関が旅行者の健康状態に配慮して、旅行者とキューバ国民すべての人の感染防止に努める。

で、こうした対策・措置をとれば当然コストがかかる。結果、保健管理料?みたいなやつを徴収する予定らしい。空港再開日から実施するらしいが、いくらなのか、旅行者全員なのか、外国人だけか、はたまたキューバ人だけか具体的なことはまだ発表されていない。

今年初めに設置された自動チェックインの機械もやっと役立つ。

新たな日常のためにかかる費用、控え目にお願いしたい・・・

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