キューバでスキューバダイビング:おすすめスポット

先日に続きキューバでスキューバ、有名なダイビングスポット紹介。都市・地域としては行ったことがあるけれど潜ったことはないので、是非ダイビングをしに行ってみたい!

キューバでのダイビングのほとんどは船でポイントまで行って潜水するボートダイビングのスタイルで、多くの場合、ダイビング器材レンタル、船、インストラクター込みのパッケージプランに参加することになる。通常インストラクターは多言語対応可能で、少なくともスペイン語・英語を話す。ハバナ近海やビーチリゾートで有名なバラデロでも手軽に楽しんでもらうことができるが、せっかくならば少し足を伸ばして地方沿岸で潜って一緒にほかの街も楽しんでみたいところ。予算と時間に余裕があれば、ダイビング専用のクルーズ船で数日間に渡ってカリブ海を船上で過ごしながら贅沢なダイビング三昧のプランもあり。

注:写真はいずれもキューバで撮影されたものですが、必ずしも各ダイビングスポットに対応するものではありません。

【María la Gorda/マリア・ラ・ゴルダ】ピナール・デル・リオ州
キューバ本島の西の端に位置する、ラテンアメリカのダイバーたちの間では有名なダイビングスポット。ゴツゴツした岩肌の断崖が続く沿岸部に沿うようにして、50のダイビングスポットが点在。水深5mからサンゴ礁が見られ、この海域特有の黒サンゴも生息している。5-6月にはウミガメが産卵のため砂浜を訪れるのを観察でき、8-9月は沿岸部近くまでやってくるクジラを見るこができる。そのほか沈船や海底トンネルのポイントも多数。

マリア・ラ・ゴルダのダイビングセンター前、壁には世界各地のステッカー

【Isla de la Juventud/イスラ・デ・ラ・フベントゥ】イスラ・デ・ラ・フベントゥ特別区
イスラ・デ・ラ・フベントゥは、キューバで2番目に大きな島。この島の南岸部は潮流の影響が少なく穏やかで、透明度も30mを超え様々なレベルのダイバーが楽しめるポイントが50以上ある。40種類ものサンゴが生息するといわれ、そこで見られる魚たちも豊富でバラクーダなど比較的大きな魚やウミガメも見ることができ、水中写真撮影を好むダイバーにも人気。また海底の地形も様々で、各ポイントで必ずなんだかのダイナミックな地形の変化が見られる。

毎年、ダイビング写真コンテストも開催。

【Bahía de Cochinos/バイア・デ・コチーノス】マタンサス州
キューバ革命後間もなく1961年に起きたピッグス湾(=バイア・デ・コチーノス)事件で有名なヒロン湾。湾内の長い海岸線にはPlaya Larga やPlaya Girón といったビーチ、12のダイビングポイントがあり、まさしくカリビアンブルーの美しい海を堪能できる場所でもある。キューバでは珍しく、陸からのエントリーできるポイントもあるので都市から都市への移動中に立ち寄ってシュノーケリングやダイビング体験をする観光客も多い。また、近くにはセノーテ(地底で海を繋がっている円形状の深い池、メキシコユカタン半島のものが有名)もあり、こちらでダイビングも可能。

ヒロン湾は、シュノーケリングも気軽に楽しめるスポット

【Santa Lucia/サンタ・ルシア】カマグエイ州
キューバ北岸、大西洋側で1番のダイビングスポットと言われるサンタ・ルシア。というのも沿岸部には世界でも2番目に長いというサンゴ礁が広がっているためで、ダイバーたちを魅了する35のダイビングポイントがある。8月下旬から11月末までのコンディションの良いときに限り、餌付けされたオオシロザメを間近で見ることがでる。そのほか水深27mの海底に眠るスペイン統治時代の要塞跡、19世紀代の沈船が見られるポイントも有名。

サメも・・・

【Jardines de la Reyna/ハルディン・デ・ラ・レイナ】シエゴ・デ・アビラ州
キューバの南岸中央、大小250の島々の連なりハルディン・デ・ラ・レイナ=女王の庭と名付けたのはキューバを発見したコロンブス。その名にふさわしく海底では色とりどりのサンゴ礁、マングローブ、そこに生息する生物たちといった、幾千年のうちに形成されその姿を変える事なく保護されてきた生態系が目の前に広がる。サメの種類も多く人を怖がらない好奇心旺盛なクロトガリザメがすぐ横を泳いでいる、ということも・・・そしてサメだけでなく、ここでの目玉は体長3m以上にもなるイリエワニと泳ぐこと!ハルディン・デ・ラ・レイナへはダイビング専用のクルーズ船でのみ滞在可能、海上でのんびり海中ではダイナミックなダイブ三昧の贅沢を堪能できる。

ワニも!!

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