料理教室in Cuba キューバの家庭でキューバ料理を習う

キューバを旅行するにあたって、以前は「食事は期待できない」と言われてきました。
実際、私が10数年前初めて滞在した時には、そもそもどこで食事をしていいのかわからない=レストランが見当たらない、食材を買うにも店がない、で、ずーっとお腹を空かせていた記憶があります。
現在も店舗がわかりにくいのは確かですが、それでも観光客の多いエリアではたくさんのパラダル(個人経営レストラン)ができ、客引きも賑やか、美味しい食事を提供してくれます。プリプリのロブスターに新鮮なお魚、おおーなんとタコにイカまで。「さすが島国だけある!」と感心するかもしれませんが、はて一般のキューバの家庭でこれらのものを食べているのか?と思ったら大間違い。

キューバ人にしてみれば、主菜は「肉」でなければならないもの、そう、キューバ人はCarnívoro(肉食)!中でも「豚」、豚肉料理こそがキューバ人にとってのご馳走、家庭の味なのです。このほか、原住民の時代から食べられているという豆類、芋類を多く使った料理が一般的なキューバ料理です。
レストランでもこうしたキューバの家庭料理を試すことができますが、せっかくなら本当にキューバ人の一般家庭で楽しんでみるのもいいでしょう。

まずは街の市場で食材探し、綺麗に洗ってパッキングされてはいませんが旬の野菜が並ぶMercado(市場)は見ているだけでも楽しいもの。お店の人と言葉を交わし、その場で重さを測って「はいお勘定!」地元感満載です。


材料調達が済んだら、一般のお宅の台所へ。

本日のメニューは、
Congrí(コングリ)黒豆の炊き込みご飯
Bistec de Cerdo(ビステキ デ セルド)ポークステーキ
Yuca con mojo(ユカ コン モホ)ユカ芋のニンニクソース
Ensalada de pepino y aguacate(エンサラダ デ ペピーノ イ アグアカテ)きゅうりとアボガドのサラダ
全て定番中の定番、ザ・キューバ料理です。

料理の先生は主婦歴ン年のキューバ人女性、言葉は通じなくても大ぶりのアクションで、手際よく調理をしながら教えてくれます。(実際の教室では通訳がつきレシピのプレゼントもあるので、料理方法の詳細をしっかり学ぶことができます。)


調理器具ももちろん普段彼女が使っているもの。ちょっと切れない包丁、年季の入った鍋、キューバの家庭がぐっと近く感じられるはずです。
途中キューバ料理についてだけでなく、子供やご近所さんのこと、生活事情諸々を話しながらレッスンは進みます。そして料理はいよいよ完成、お楽しみの試食タイム!


キューバの家庭でキューバ料理を習い、そして食べる。食事を一緒にするのはお互いが近づく第一歩でもあり、近づいた証拠でもあります。キューバをもっと知りたい、キューバ人との距離を縮めたい方、
¡Vamos a cocinar juntos ¡ (一緒に料理しましょう!)

オンリーワントラベルではキューバ人家庭で行うキューバ料理教室を提供しています。お気軽にお問い合わせください。

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