キューバの冬到来

常夏のキューバだけど、11月から3月のこの時期にはちょっとだけ「冬」を感じることがある。

11月が終わろうとしているが、今週半ばには今年3度目の寒冷前線が南下して気温がグッと下がった。内陸部では最低気温が10度を下回ったところもあり、ハバナでも16〜17度、最高気温も23度ほどでとても爽やか過ごしやすい日が2日ほど続いた。

冬の海と空。

寒冷前線が接近すると気温が下がるだけでなく曇りがちで風が強まり、海も荒れる。波が高くなってハバナのマレコン通りはバッシャンバッシャン道路まで水が入ってきて、すぐに閉鎖されてしまう。場合によっては雨も降って荒れ模様、雨季の雨と違って1日中冷たい雨が降ることもある。気温はそれほど下がるわけではないけれど、普段が暑いだけにものすごく寒く感じる。

住宅も基本的に夏仕様にできていて、密閉率は低いし、それでなくてもガタガタで穴だらけの建物だからすきま風が辛い・・・

すきま風入り放題。

キューバ人も寒さにめっぽう弱いのが普通で、普段Calle(通り)で何するでもなくフラフラしている人たちも、目立たなくなるような気がする。それほど寒くはないだろう、と思うけど街ゆく人たちは分厚い冬物を着込んで丸くなって歩いていたりする。子供達は風邪ひかないようにとより大げさに厚着させられ、毛糸のマフラーに耳あてにタイツと

「そんなもの持ってるんだ!」

と思うようなものを身につけて登校する。

普段はそれぞれ個性を発揮しておしゃれなキューバっ子も、冬物は手持ちのアイテムが少ないのかちょっとチグハグな組み合わせの着こなしになっていたりするのも面白い。

Calle(道)で物売るおじさんも寒げ。

我が家のキューバ人が日本で初めての冬を迎えた時に気がついたのだけど、暑いところ育ちの彼らはそもそも寒さに耐えるためにどうやって服をきたらいいのか知らない。やたらと重ね着しても暖かくはない、ということを・・・育った場所の環境から自然に学んでいることは多いものだと思った。ちなみに彼は数回冬を越してちょっとは冬の着こなしを学んだけれど、やっぱり寒いのは苦手だ。これは私も同じで、ここにいる理由の一つはそれ=寒いのダメ。

キューバの子供たちも風の子?

 

それでもこの時期寒さを逃れてキューバへくるカナダやヨーロッパの人たちからしたら、キューバの気候は天国。キューバ人が絶対泳がない冬場でもビーチは大人気。年末年始から3月にかけて、1年で一番多くの観光客で賑わう時期到来。

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