ボゴタの旅行情報

コロンビアの首都ボゴタは、国の中央部、アンデス山脈の盆地に位置し、南米ではブエノスアイレス、サンパウロに次ぐ大都市です。年間を通じて穏やかな気候で、歴史的建造物から新しいスポットまで、見どころがたくさんある文化都市です。ホテルやレストランも多様で、58の博物館と70の美術館、45の劇場があります。90年代まではゲリラによる治安の悪化が問題になっていましたが、近年では治安も回復し、コロンビアは欧米で注目の旅行先になっています。

ボゴタについて

人口約770万人(世界第34位)の都市ボゴタは、標高2640メートルにあり、サバなと呼ばれる亜熱帯高地に位置します。日中の最高気温は年間を通じ19℃前後、最低気温は6~8℃です。気温は年間通じてほとんど差がないものの、内陸部にあるため一日の気温の差が非常に大きいです。4・5月と9~11月にやや多く雨が降ります。
1819年、シモン・ボリバル率いる革命軍がスペイン軍を破り、ボゴタ(当時はサンタ・フェ・デ・ボゴタ)を解放し、南米北部グラン・コロンビア共和国の首都としました。その後グラン•コロンビアは崩壊し、ボゴタはコロンビアの行政都市として発展してきました。現在は新しい公共交通、オフィスビル、ホテル、ショッピングモール、住居などがどんどん建設され、公園や図書館の整備も進んでいます。
2007年にはユネスコによって”World Book Capital”と称されました。

ボゴタの地図

ボゴタへの行き方

飛行機で

ボゴタ市街のすぐ西側に、エル・ドラド国際空港(El Dorado International Airport)があり、国内の全ての空港、および、世界20カ国からの便を受け入れています。
(マイアミから3時間、リマから2時間、カラカスから1時間)

バスで

ボゴタには旧市街地区にサリトレ・ターミナル、スール(南)地区にスール・ターミナルとふたつのバスターミナルがあります。これらのバスターミナルには、コロンビア国内の主要な都市からバスが到着します。また、ベネズエラ、ペルー、エクアドル、チリ、ボリビア、アルゼンチンなど近隣諸国からもバスが到着します。

ボゴタの主な見どころ

歴史地区巡り、芸術または演劇鑑賞、博物館巡り、コンサートやイベンド、グルメ、ショッピング、ナイトライフなど、ボゴタには様々な楽しみ方があり、その魅力は尽きません。


400年以上の歴史を持つ首都ボゴタの観光名所です。美しいコロニアルな建築物が建ち並ぶ旧市街に舞い込むと、時代を遡ったような感覚になります。
市街からケーブルカーかロープウェーで山頂へ向かうと、ボゴタの市街が一望できます。夜景がオススメです。
南米で最大の黄金博物館です。エルドラド伝説の謎を解く、貴重な黄金細工は必見です。
入場料:(火〜土曜Col$3.000 日曜日は無料)

シモン・ボリバル公園内に建てられているこの公共図書館からは、素晴らしい景色が眺望でき、普通の図書館以上の体験ができます。コロンビアを代表する建築家Rogelio Salmona(ロヒリオ・サルモナ)の設計です。
コロンビア出身の、世界的に有名な芸術家フェルナンド•ボテロの膨大なコレクションを見ることができます。
入場料:無料

ボゴタの名物料理

アヒヤコ(Ajiaco):ユカやジャガイモ、とうもろこしなどの野菜を煮込んだスープで、ボゴタの代表的な家庭料理です。
アレパ(Arepa):トウモロコシのパンケーキで、チーズやアボカドをのせていただきます。甘いものもあり、ブニュエロ(コロンビアのドーナツ)と共に、おやつにオススメです。