キューバの西の端にある有名なスキューバダイビングスポット、Maria La Gordaへ行ってきた。ハバナからひたすら西へ、ピナールデルリオのタバコ畑を横目に走ること5時間少々、集落もなくなり森の中の1本道を進み、前面に海が広がるのが見えたら島の端っこはもうすぐ。キラキラ輝く水面の脇の道を行き、ダイビングの拠点ホテルマリア・ラ・ゴルダへ到着。

ダイビングを翌日に控え、前日はゆっくりと過ごすのがいい。といってもホテルには娯楽施設もなく波の音を遠くに聞きながら休むしかない。
夜、空を見上げてハッとする。水平線までびっちり満点の星。
「すごっ!」

 

翌朝、海は波もなく静か。
午前中のボートが出るのは10時半。10時、ダイビングセンターでライセンスのチェックやレンタル器材の受け渡しをして、いよいよボートへ乗船して出発する。インストラクターは若いキューバ人男性、英語とスペイン語でダイビングポイントと注意事項の説明をしてくれた。バディを組んでいざ海の中へ。

 

水深8-15m程度、透明度も良く周辺は流れも少ないため、初級者でも比較的安心してダイビングを楽しめる。熱帯魚は言うまでもなく、海ガメも多く生息し黒珊瑚が有名な地域。海底トンネルのあるポイントにも案内してくれた・・・

と、ここまで書いておきながら今回、私は潜っていません。ダイビング歴はあるものの過去10年以上やっておらず、残念ながらお客様の海上補助に徹しました。それでもシュノーケリングぐらいは、と水に入り水中をのぞくと・・・魚の大群にモゴモゴと水中で声をあげて一人はしゃぎまくり。
次回はブランク克服して潜る、と心に決めてマリア・ラ・ゴルダを後にしたのでした。

キューバの美しい海、白い砂浜、ビーチでのんびり。快適リゾートももちろんいいですが、アクティブな方にはスキューバダイビングで水の中まで楽しむこともお勧め。
キューバにはたくさんの魅力的なダイビングスポットがあり、世界中のダイバーたちを魅了しています。地形や海流の関係で、比較的上級者向けのスポットが多いと言われますが、初級者やダイビングを始めて間もない方でも楽しんでいただけるポイントもあります。カリブ海でダイビングを是非!