今日は、キューバーで食べられるフルーツや野菜について紹介します。
日本では珍しいトロピカルな味や見かけ。よくお客様にも「朝食で食べたあれ何だろう?」と聞かれることがあります。

さて、まずはこちらの写真をご覧ください。何か分かりますか?
バナナは、分かりますね。これは、とっても味が濃くって小腹が空いた時にちょうど良い
サイズ。

ピンクの星型にカットされたフルーツ?
これは、「グァバ」です!日本だと、グアバジュースが有名ですね。キューバでは、このグァバが一年中あるのでこのまま食べたり、ジャムやお菓子のトッピングによく使われます。
カサの朝食で、ドロッとしたピンクのジュースが出てきたら大体の確率で「グァバジュース」です。さてグアバの下のある、この繊維質がありそうな食べ物。実はこれ「さとうきび」なんです。

 

食べ方は、そのままガジガジ被りついて中の蜜をチューチュー吸います。自然の甘みが美味しくって、食べ方も面白い。
これを絞ったさとうきびジュースを「グアラポ」といいます。

そして、南国の代名詞「ココナッツ」は外せません。
中のジュースはもちろんのこと、個人的には実の中の果肉が大好物。
プルっとしていて、病みつきになります。ジュースを頼んだら、果肉も食べたい!ってリクエストしてみましょ。

 

キューバはフルーツジュースも豊富です。100%ナチュラルジュースが安く飲めるので試してみましょう。下記のスペイン語を覚えておくと注文の時、役立ちます。
ピニャ(パイナップル)、フルータボンバ(パパイヤ)、グアヤバ(グアバ)
ナランハ(オレンジ)、タマリンド。んっ?タマリンドって何だ?

日本ではあまり知られてないですが、東南アジアや中南米ではよくある果物で、酸っぱい実をジュースにして飲んだり、調味料として使います。キューバではジュースにして飲むのが一般的です。

作り方は、まず鞘から実を出す。種のまわりにへばりついている果肉をとるのだけど、果肉がネバネバしていて大変。大きなボールに種ごと果肉を入れ、砂糖と水を加えて棒でグルグルかき混ぜて、種と果肉を分離させる。これが結構な力仕事。種を取り除いて果肉だけになったものは少しどろっとして濃いので、水で薄めてお好みで砂糖を加えてジュースのできあがり。

¡Qué rico!(美味しい!)




 

 

 

 

キューバで食事をしたら、必ずといってよい程登場するものがあります。

 
バナナ?見かけはバナナみたいですよね。
正式には、「プランテン」といい食用バナナです。スペイン語では、「プラタノ」と呼びます。
バナナより固くって甘みがなく、どちらかというとジャガイモっぽい感じ。

揚げたものが多いですが、作り方によって呼び方が変わります。

 
マリキータ/薄くスライスして揚げたチップス。
プラタノス・マドゥロス/熟したプラタノの皮をむき厚めに切って、揚げる。
トストーネ/4cmほどの厚さに切って揚げる。軽く揚げて鍋から取り出し瓶の底などで潰し、それをまた揚げて塩で味付け。

あとは、5月〜9月とシーズンは限られてしまうけどチャンスがあれば「巨大アボガド」と「マンゴー」は絶対試してくださいね!!