それにしても、昨日の夜は良く飲んだ!!トリニダーのカサに到着後、シャワーを浴びてリフレッシュ。遅めの夕食をユミさんと済ませ、夜遊びに挑んだ。
 広場の教会の横にある大階段が、夜は屋外ライブ場「カサ・デラ・ムシカ」となり、観光客や地元のキューバ人が集まり賑わっている。入場料を払い、他の人達に混ざり階段に座ってライブショーを見学した。ステージに近い前の方に座っていると、キューバ人らしき男性が手を差し伸べてきた。「一緒に踊ろうよ!」と言っているようだ。普段だったら恥ずかしくて断ったと思うが、飲んだキューバリブレと周りの雰囲気が後押しして、誘われるがままに一緒に踊った。もちろん、ステップなんて分からない。でも、男性がリードしてくれ優しく教えてくれた。陽気な音楽に合わせ、誰もが笑顔で踊る空間は、今まで経験したことのない心地よいものだった。キューバにいる間に一度サルサを踊ってみたかったので、 夢が叶った!
 カサ・デラ・ムシカで踊りをめいっぱい楽しんだ後は、そこで仲良くなったスペイン人グループと一緒に洞窟のクラブ「アヤラ」にも顔を出し、バケーションらしい一夜を過ごした。

屋外ライブ場「カサ・デラ・ムシカ」

屋外ライブ場「カサ・デラ・ムシカ」

 少し二日酔いのまま、今日のツアーがスタート。車で30分程移動し、サトウキビ農場と製糖工場の跡地「マナカイスナガ」と「サンイシドロ」を見学。マナカイスナガでは、実際にサトウキビを絞る機械「トラピチェ」を使い、サトウキビ絞りを体験した。思った以上に力がいる作業で、当時の黒人奴隷はこの作業を炎天下の中でやっていたというから、非常に過酷な労働だったはずだ。
 跡地を見学した後は、世界遺産である「ロスインへニオス渓谷」を望める展望台へ。当時はここにさとうきび畑が広がっていたのだろうと想いを馳せた。

世界遺産である「ロスインへニオス渓谷」を望める展望台

世界遺産である「ロスインへニオス渓谷」を望める展望台

 この後は、町に戻りランチタイム。今日は、フライドチキンをオーダーした。 キューバのレストランでは一般的に、付け合せにサラダや豆ごはん、マリキータ(緑バナナのチップス)がついてくる。ボリュームが凄く、少食の人は完食できないだろう。昼食中は、昨日の夜の出来事やラテン男性の話で盛り上がり、男性の平井さんは私達女子の会話に圧倒されていた。

 昼食の後は、マヨール広場を中心に観光。その後は解散となり、路上のお土産市で買い物を楽しみ、町を散策した。トリニダーは石畳が多く、馬車が多く走る。田舎なので、ハバナよりものんびりした雰囲気が私にはぴったりあった。

トリニダーは石畳が多く、馬車が多く走る。

トリニダーは石畳が多く、馬車が多く走る。

路上のお土産市

路上のお土産市