ベネズエラのフライト・飛行機の発券の問題について

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ベネズエラのフライト・飛行機の発券の問題について

2018-05-12T10:12:40+00:00

ベネズエラのフライト・飛行機の発券の問題について

日本ではあまり、ニュースに出てこないが、ベネズエラは中南米では最もニュースに出てくる国の一つ。その理由としては、ベネズエラ政府の外交問題にあり、最も大きな一つにインフレーションである。

背景

ベネズエラは多額の借金を中国やアメリカにしており、その借金返済、そして物資調達のために多額のドルを必要としている。そのため、ベネズエラ政府は国民に対し、ドルの使用・売買を規制している。

規制内容

1.1年で500ドルのみ銀行にて国内でのドルの購入が可能

2.観光地によってクレジットカードの年間の利用金額の上限がある。

    1. 1.中南米1000ドル
    2. 2.北米 2000ドル
    3. 3.ヨーロッパ・アジア 3000ドル

よって、旅行に行きたくても、ドルを手に入れることができないため、ドルの需要が増える。

その結果、ドルを購入するために、闇でドルとベネズエラの通貨ボリバルの売買が行われる。

公式レート 1ドル=6.5ボリバル
闇レート  1ドル=70ボリバル

上記のように、10倍以上もの通貨の価値に差が出ている。
そして、現在では、この闇レートが、一般の価格となっている。
どういうことかというと、3人でマクドナルドへ行ったときのことだが、ビッグマックセットを3つ頼んだ合計金額が770ボリであった。

公式レート 770ボリバル=約120ドル
闇レート  770ボリバル=11ドル

つまり、普通のレートで換金した場合、またはクレジットカードで支払った場合、ビッグマックセット3つが120ドルというとんでもない金額となる。
闇レートだと、11ドルと、1セット約4ドルと、中南米では納得のいく料金となる。ベネズエラの国民は今後もボリバルが暴落すると考え、ボリバルを多く払ってでもドルを手に入れようとしているため、インフレの歯止めが効かないというのが事実。

その結果、通貨のインフレと相反し外貨のデフレが生じる・・・

つまり・・・

ベネズエラ人は、海外のものを公式レートで購入できるのだ!!

例えば、1000ドルの航空券を購入する。

公式レート 1000ドル=6500ボリバル

現地の物価は既に、闇レートとなっているため、6500ボリバルを闇レートでドルに換算すると・・・

闇レート 6500ボリバル=92ドル〜〜〜!!

つまり、1000ドルの航空券を92ドルで購入していることになる。これが、公式レートと闇レートの差から生じるデフレ。

わかってきた人もいると思いますが、それでは何故?ベネズエラ行きの航空券が購入できなくなるのだろうか?

公式レートで購入されても、航空会社にはドルで支払われるのだから、問題無いはず・・・?!

ベネズエラは社会主義国、銀行は全て国に管理されているため、銀行から航空会社ではなく、国から航空会社へと支払われる仕組みになっている。政府は全く価値の無いボリバルを得て、1000ドルもの金額を航空会社へ支払わなくてはいけないのだから、出せず、多額の借金を全航空会社にしている。つまり、航空会社は支払われないものに対して、商売をするのは100%の赤字となるため、航空券の販売を中止する。

このため、アメリカン、ユナイテッド等アメリカ系航空会社早々にアメリカーベネズエラ路線を中止した。

では、他のエアラインはというと、これも赤字覚悟・・・でフライトを運行している。それは、ベネズエラ以外の国の人が購入することを期待しているからだ。実際にベネズエラでは多くの商業が外国企業と成り立っているためビジネスでの需要はかなりある。そして他社が運行していないので、リスクを追って運行している路線は需要があるというわけだ。

いざ、パナマのコパ航空(COPA)、エクアドルのタメ航空(TAME)、コロンビアのアビアンカ航空(AVIANCA)を予約しようとすると、満席・・・∑(゚Д゚)ガーン または料金が恐ろしく高い。

これは何故か???

最初の話に戻るが覚えているだろうか・・・?

ベネズエラ人は海外旅行に出た際、クレジットカードの割り当て金(CUPO)が得られる。

つまり、海外旅行に出て、多額のドルを超特価で購入できるのだ!

例えば日本に旅行すると3000ドルの割り当て金が得られる

公式レート 3000X6.5ボリバル=19500ボリバル

闇レート  19500÷70=280ドル

なんと、3000ドルを280ドルで購入できることになる。

つまり、旅行をして安いドルを手に入れようとして海外航空券を購入することが始まった。そこで、起きたのが、ドルを得るために、航空券だけ購入し、旅行はしない。つまり、満席であるはずのフライトがガラガラ・・・という状況だった。それを食い止めるため、政府は旅行証明書というものを要求したが、ベネズエラ人のずる賢さはラテンを代表するほどだ。何が起こるかというと、旅行をしたいという親戚や友人を使い、実際に旅行に行かせる。友人に同行する家族も航空券を購入しているが、これは実際には行っていないで、クレジットカードだけが旅行する。笑

そこで、買い物をしたり、何枚もクレジットカードを利用する。というからくりだ。

航空券には、そこまでお金を使いたくないため、安い席をすぐに買い占めてしまい、残るフライトの席は高い席ばっかりが残る。

これが、現在ベネズエラに行くフライトが非常に高い理由。

それでは、どのように行くことができるのだろうか?

現在運行している代表的なフライトは下記の通りである。

  1. エアフランス パリーカラカス AF 368
  2. サンタバーバラ マイアミーカラカス
  3. サンタバーバラ パナマーカラカス
  4. コンビアサ   パナマーカラカス
  5. コパ      キトーカラカス
  6. アビアンカ   ボゴターカラカス

上記はベネズエラに滞在時にまとめたものであり、語弊があるかもしれないが、ご容赦ください。間違いがあれば、是非コメント待っています。

2014年5月16に日 山田

PS 上記のように、ベネズエラは問題ばかりあると思われるが、私は南米でコロンビアに次2番めに好きな国です。田舎にいけば、その自然のスケールはみんなが息をのみ、涙を流し、佇むところ。そんな自然を是非満喫して欲しい。

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