パンタナールの旅行情報

PANTANAL/BRAZIL

 世界一広い湿原へ!パンタナールはアフリカのサファリにも負けない大自然です。

パンタナールPantanalは、ブラジル・パラグアイ・ボリビアの3国にまたがる世界最大の湿原です。南米のほぼ中心に位置し、総面積168,000平方キロメートル、日本の本州ほどの広さがあります。

世界遺産

その稀有で豊かな自然環境から、2000年にパンタナール自然保護地域Zona de Conservación del PantanalとしてUNESCOの世界遺産に登録されました。
パンタナールの名前の由来は、ボルトガル語で湿地を意味するPantanoから来ています。
乾燥と洪水を繰り返す独特な気候から多様な生態系を形成し、ジャガーやカピバラ、ワニ、オオアリクイ、そして数々のカラフルな野鳥が生息する楽園となっています。

パンタナールの場所

LOCATION

ベストシーズン

BEST SEASON

4−5月の乾季がおすすめ

パンタナールは一般的に湿原と呼ばれていますが、正しくは氾濫原です。パラグアイ川の氾濫により雨季にはパンタナールの七割が水没します。
雨季は11月から3月で、1月・2月頃最も水位があがり、アクセスが難しくなります。
気温が高く摂氏40度前後になり、蚊に悩まされること、また休業するホテルが多いこと等、パンタナール観光は厳しくなりますが、この季節ならではの花や渡り鳥を観察することができます。
乾季は4月から10月で、日中は暑いですが夜間は涼しく快適に過ごせます。
哺乳類の観察には最適なシーズンで、乗馬ツアーなどの各種アクティビティが楽しめます。
9月・10月ごろにはジャガーとの遭遇確率も高まります。
釣りが楽しめるのは通常2月から10月の間。
ベストシーズンは乾季の入り(4月・5月頃)です。禁漁期間があり、年ごとに変わりますので事前に確認することをおすすめします。
20種類以上のピラニアやドラード、パクー、ピラプタンガ等、パンタナールならではの魚を釣ることができます。

パンタナールの行き方

ACCESS

パンタナールへは、北のクイアバCuiabá、南のカンポ・グランジCampo Grandeの2つの町が主な入り口となっています。

空路

北パンタナールの玄関口であるクイアバへはブラジリアから直通便が、リオデジャネイロとサンパウロからは乗り継ぎ便が運行されています。
クイアバ国際空港(Aeroporto Internacional de Cuiabá)は、クイアバの南に隣接するVárzea Grande の町にあります。
南パンタナールへの玄関口であるカンポ・グランジへはブラジリアから直通便が、リオデジャネイロとサンパウロからは 乗り継ぎ便が運行されています。
カンポ・グランジ国際空港(Aeroporto Internacional de Campo Grande)は、カンポ・グランジの西端に位置しています。
ボリビアとの国境沿いにある町コルンバCorumbáもパンタナール観光拠点として脚光を浴びてきています。
パラグアイ川Rio Paraguaでは大物を狙った釣りが楽しめ、釣り人の憧れの地となっています。
コルンバへはカンポ・グランジから直通便が、ブラジリアとサンパウロ、リオデジャネイロからは 乗り継ぎ便が運行されています。
コルンバ国際空港(Aeroporto Internacional de Corumbá)は、コルンバの北西に位置しています。

陸路

クイアバの街からは、フォト・サファリをしながら約4時間で北パンタナールの主要なロッジに到着します。
カンポ・グランジの街からは、約4時間で南パンタナールの主要なロッジに到着します。

パンタナールへ行くツアー

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