Project Description

ガラパゴス諸島情報・ビジターサイト情報

ガラパゴス諸島には名前の付いている島が123島あります。そのうち面積10km2以上の主要な島が13あります。
上陸できる島は16島で、それ以外の島は岩礁や小島でなりたっています。陸地面積の約97%がエクアドル共和国の国立公園に指定されています。

バルトラ島 サンタ・クルス島 サン・クリストバル島 イサベラ島 フロレアーナ島 エスパニョーラ島 サウスプラザ島 サンタフェ島 ノースセイモア島 ヘノベサ島 バルトロメ島 サンティアゴ島 フェルナンディーナ島 ウォルフ島 ダーウィン島 モスケラ島 ラビダ島 チャイニーズハット島 ダフネ島 ピンタ島

空港(のある島)

バルトラ空港

バルトラ空港
諸島中央部バルトラ島にある、ガラパゴスの主要な玄関口です。2013年1月に新しいエコターミナルが完成しました。到着後はバスで移動します。
クルーズ船に直接合流の場合:3.4km離れたバルトラ港へ
サンタ・クルス島へ渡る場合:6.5km離れたイタバカ海峡へ

サン・クリストバル空港

サン・クリストバル空港
諸島東部サン・クリストバル島にある、ガラパゴスのもう一つの玄関口です。クルーズが停泊する湾から近いため、クルーズ船乗船客の利用が多い空港です。
ガラパゴス県(州)の県都プエルト・バケリソ・モレーノにあります。

イサベラ島空港

イサベラ島空港
諸島西部イサベラ島にある島間移動用の小さな空港で、2つの航空会社により小型セスナ機が発着しています。イサベラ島唯一の町、プエルト・ビジャミルまで車で7,8分程の距離にあります。

各島への上陸と見学

諸島内各ビジターサイトでは、クルーズ船や日帰りツアー船が直接接岸できる場所はありません。沖合で停泊後ゴムボートに乗り替えてから上陸します。上陸方法は下記の二種類で、ナチュラリストガイドが前もって指示します。
  • 靴を履いたまま上陸する「ドライランディング」
  • ひざ下まで濡れるので靴を脱いで上陸する「ウエットランディング」

その他、ゴムボートに乗船したまま観察する「パンガライド」のみが許可されているサイトもあります。

駐屯地またはホテルがある島

面積27平方キロメートル/最高地点100m

ガラパゴスの主要な玄関口バルトラ空港があります。各種クルーズ船の基地として発着に使われる港と、イタバカ海峡を隔ててサンタ・クルス島に渡る桟橋があり、空港から乗合バスがピストン輸送しています。

第二次世界大戦中、エクアドルがアメリカにこの島を軍事使用で貸与した歴史があり、基地の返還後、現在のように空港として活用されています。(日本帝国海軍の攻撃から、パナマ運河を防衛するために建設されました。)

空港やイタバカ桟橋周辺で闊歩するリクイグアナを目にするかも知れません。一旦は絶滅しましたが、他の島へ避難していた個体の繁殖プログラムに成功、再導入されたものです。

イタバカ海峡バス乗り場に佇むリクイグアナ
イタバカ海峡バス乗り場に佇むリクイグアナ

面積986平方キロメートル/最高地点864m

諸島中央部に位置する2番目に広い島です。同島の南、諸島最大の街プエルト・アヨラには、保全の前線基地である国立公園の本部事務所及びチャールズ・ダーウィン研究所があります。ホテルも多く、各種クルーズやツアーの拠点となっています。

ワンポイントコメント
ガラパゴスの観光拠点。お土産のショッピングやおしゃれなレストランもいいですが、ぜひ地元の屋台街キオスコ通りの開放的で味のある雰囲気も楽しんで欲しいですね。新鮮な海鮮の丸焼きはもちろん、ぜひお試しいただきたい一品がロブスター類のココナッツ風味のソースです。

サンタ・クルス島の主なビジターサイト

各島ごとのゾウガメの繁殖に成功しています。

各島ごとのゾウガメの繁殖に成功しています。

ガラパゴス諸島保全のシンクタンク的NGOの前線基地。国立公園と連携しゾウガメの繁殖などに取り組んでいる。

主に見られるもの

  • ガラパゴスゾウガメ
  • リクイグアナ
  • 各種フィンチ
  • 各種サボテン
  • 各種マングローブ

野生のゾウガメが見られる数少ないビジターサイト

野生のゾウガメが見られる数少ないビジターサイト

島の高地で雨が多く、原生林や農場が広がる。ロス・へメロスと呼ばれる巨大な陥没孔や野生のゾウガメが闊歩する個人農場などを訪れる。

主に見られるもの

  • ガラパゴスゾウガメ
  • 各種フィンチ
  • キイロアメリカムシクイドリ
  • ベニタイランチョウ
  • スカレシアの高木種

サンタ・クルスの黄色いリクイグアナ

サンタ・クルスの黄色いリクイグアナ

島の西部、パロサントやウチワサボテンの林を抜けると小高い丘があり、裾野はリクイグアナの繁殖地となっている。

主に見られるもの

  • リクイグアナ
  • フラミンゴ
  • ウチワサボテン
  • パロサント
島の西部にあるオリーブ色のグリーン・サンドのビーチ。かつては海賊や捕鯨船が立ち寄った。

主に見られるもの

  • ガラパゴスノスリ
  • ガラパゴスゾウガメ
  • 各種フィンチ
島の北部、ウミガメやエイが悠々と泳ぐ、レッドマングローブの茂る入り江。パンガライドのポイント。

主に見られるもの

  • ウミガメ
  • エイ
  • カッショクペリカン
  • アオアシカツオドリ
  • レッドマングローブ

生息数は多くないですが、ガラパゴスにはフラミンゴもいます。

生息数は多くないですが、ガラパゴスにはフラミンゴもいます。

島の北部沿岸にある白砂のビーチ。ウミガメの産卵ポイント。ラグーンにはフラミンゴがやってくることも。

主に見られるもの

  • ウミガメ
  • フラミンゴ
  • カッショクペリカン
  • ガラパゴスベニイワガニ
島の北部にある断崖。その麓がシュノーケリングポイント。

主に見られるもの

  • 各種エイ
  • 各種サメ

ビーチの先には地元民で賑わう海水浴場も

ビーチの先には地元民で賑わう海水浴場も

地元の人々がこよなく愛する白砂のロングビーチ。プエルト・アヨラの街から徒歩で歩いて行くことが可能。

主に見られるもの

  • ウミイグアナ
  • 各種海鳥

外海から隔たれているのに海の魚が居る不思議な場所

外海から隔たれているのに海の魚が居る不思議な場所

観光客がほとんど訪れることのない隠れたスポット。プエルトアヨラからボートタクシーで対岸に渡り、20分程歩いた場所にあるクレバス。泳げます。

主に見られるもの

  • 絶景

面積558平方キロメートル/標高730m

諸島東部に位置します。1835年にチャールズ・ダーウィンがビーグル号で最初に上陸した島で、現在はガラパゴス行政の中心地、州都プエルト・バケリソ・モレーノが置かれています。高地には諸島で唯一の淡水湖エル・フンコがあります。

ワンポイントコメント
日本ではほとんど紹介されていませんが、ガラパゴスは大物マーリンがたくさんいる海域。中でもサン・クリストバル島は最高の拠点です。オプションでキャッチアンドリリースのフィッシングツアーも楽しいと思います。

サン・クリストバル島の主なビジターサイト

cerobrujo

レオン・ドルミードを望む美しい白砂のビーチ

アシカがたくさん寝転ぶ白砂のロングビーチ。迫力の奇岩レオン・ドルミードを眺めることが出来る。

主に見られるもの

  • ガラパゴスアシカ
  • ウミイグアナ
  • ウミガメ

レオン・ドルミード近影。岩の間にハンマーヘッドが泳いでいる。

レオン・ドルミード近影。岩の間にハンマーヘッドが泳いでいる。

スペイン語で“眠る獅子”の意。別名:キッカー・ロック。そそり立つ巨大な岸壁は圧巻の迫力。クルーズではパンガライドを楽しむ。また日帰りダイビングスポットとして人気が高い。

主に見られるもの

  • ハンマーヘッドシャーク
  • グンカンドリ
  • ナスカカツオドリ
  • アオアシカツオドリ

アシカを踏まないように十分な注意を!

アシカを踏まないように十分な注意を!

プエルト・バケリソ・モレーノからボートで北へ45分ほど離れた、ガラパゴスアシカのハーレムがあるビーチ。

主に見られるもの

  • ガラパゴスアシカ
  • ウミイグアナ
  • グンカンドリ
  • チャタムマネシツグミ

上陸場所からしてこの有様。アシカはくれぐれも踏まないように!

上陸場所からしてこの有様。アシカはくれぐれも踏まないように!

プエルト・バケリソ・モレーノからボートで45分ほど東にある小島。スペイン語でアシカはロボ・デ・マール、その名の通りアシカがたくさん住む島。

主に見られるもの

  • ガラパゴスアシカ
  • アオアシカツオドリ
  • グンカンドリ
  • カッショクペリカン
  • ウミガメ
プエルト・バケリソ・モレーノの中心市街地から徒歩15分ほど、ガラパゴスの歴史と自然が学べる施設。遊歩道を奥へ進むと巨大なダーウィンの立像が立つ見晴らしのよいティヘレタスの丘へと続く。
同島高地にある死火山の火口に雨水がたまった、諸島内唯一の淡水湖。

主に見られるもの

  • グンカンドリ
  • ミコニア(絶滅危惧の固有植物)

繁殖に成功したたくさんの子ゾウガメが見られます。

繁殖に成功したたくさんの子ゾウガメが見られます。

プエルト・バケリソ・モレーノから車で片道約40分のところにある国立公園のゾウガメ人工繁殖センター。

主に見られるもの

  • ガラパゴスゾウガメ(サン・クリストバル島亜種、鞍型)
  • チャタムマネシツグミ
  • フィンチ類
ゾウガメ繁殖センターから車で約5分。下車後、約1.5㎞の遊歩道を下ると広がる小さなビーチ。地元民やサーファーが集まる。

主に見られるもの

  • ヨウガントカゲ
  • フィンチ類
  • ポイズンアップル
  • ソルトブッシュ
島の北東端に位置。3種のカツオドリが同一ビジターサイトで営巣する、諸島唯一の場所。立ちはだかる凝灰岩の峡谷やその麓に広がる低木種のスカレシアやセスビウムの群落も印象的。

主に見られるもの

  • アカアシカツオドリ
  • アオアシカツオドリ
  • ナスカカツオドリ
  • クロコシジロウミツバメ
  • グンカンドリ
  • スカレシアの低木種
  • セスビウム

面積4588平方キロメートル/最高地点1707m

諸島西部に位置する、6つの火山が連なって出来た島です。ガラパゴス諸島最大の面積(諸島面積の半分以上を占める)と標高をもち、諸島内では唯一赤道が横切る島です。島の南部に、有人島の中では3番目に大きい街、プエルト・ビジャミルがあります。街中は砂を固めた通りが維持され、昔の面影が残っています。諸島の北部はクルーズ船でしか行くことが出来ず、本当に人が住んでいる島なのか?と思わずにはいられないほど、変化に富んだ自然に圧倒される島です。

ワンポイントコメント
昔のガラパゴスの面影が残る港町プエルト・ビジャ・ミルの砂地の通りをのんびり歩くのもよし。クルーズで圧倒的な自然の迫力に富む島北部のビジターサイトを回るもよし。ガラパゴス諸島で最も印象に残ったというお客様も多いです。

イサベラ島の主なビジターサイト

水温は14度縲鰀16度とかなり冷たいが、マンボウやコバネウが泳ぐエリア

水温は14度縲鰀16度とかなり冷たいが、マンボウやコバネウが泳ぐエリア

赤道直下に近い島北部にそそり立つ断崖で、パンガライド&シュノーケリングのポイント。多くの海鳥が飛び交う。自然に出来た洞窟内の探索も人気。またマンボウのクリーニングステーションになっていて、珍魚レッドリップバットフィッシュがいたり、ペンギンやコバネウが泳ぐのをみれたりと、ダイビングクルーズの人気ポイントでもある。

主に見られるもの

  • ガラパゴスペンギン
  • ガラパゴスコバネウ
  • アオアシカツオドリ
  • ナスカカツオドリ
  • ウミガメ
  • マンボウ
  • レッドリップバットフィッシュ
同島ダーウィン火山の西側にある入江。かつて海賊や捕鯨船が投錨地として利用。19世紀から20世紀前半に訪れた数多くの船が上陸日を岩肌に刻み残している。上陸しトレイルを行くと、ダーウィン湖を見下ろすことが出来る。ガラパゴスの海で一番冷たい海域で、イルカやクジラが現れることも。

主に見られるもの

  • ガラパゴスアシカ
  • アオアシカツオドリ
  • ガラパゴスペンギン
  • フィンチ類
  • スカレシア
  • ダーウィンブッシュ
  • パロサント
  • ハシラサボテン
  • ウチワサボテン
1954年の火山活動により、海岸が隆起した湾。ビーチではシュノーケリングが出来る他、トレイルを内陸へ行くと、リクイグアナやアルセド火山亜種のガラパゴスゾウガメが闊歩している。火山活動により持ち上げられた大きな珊瑚石も興味深い。

主に見られるもの

  • ガラパゴスゾウガメ
  • リクイグアナ
  • ガラパゴスコバネウ
  • ウミイグアナ
  • フィンチ類
ペンギンもやって来る、マングローブの生い茂る入江をパンガライドで探索する。

主に見られるもの

  • ガラパゴスペンギン
  • ガラパゴスアシカ
  • ガラパゴスコバネウ
  • カッショクペリカン
  • ウミイグアナ
セロ・アスール火山とシエラ・ネグラ火山の間に位置する、流れ出た溶岩で出来た大地。複雑に入り組んだ入り江になっている。ところどころの窪みに水が溜まってラグーンとなっており、フラミンゴや水鳥が羽を休めにやってくる。不毛な溶岩大地にヨウガンサボテンやハシラサボテンが力強く根付いていてその生命力に驚かされる。

主に見られるもの

  • フラミンゴ
  • ガラパゴスコバネウ
  • ウミイグアナ
  • ガラパゴスアシカ
  • マネシツグミ
  • ヨウガンサボテン
  • ハシラサボテン
  • スカレシア(低木種)
  • ダーウィンブッシュ
  • ホワイトマングローブ

世界で2番めに大きな火山クレーター

世界で2番めに大きな火山クレーター

標高1490mの火山。プエルト・ビジャミルから車で約45分、上り口から1時間半ほど登ると火口へ辿り着く。直径約10kmのカルデラの淵から雄大な展望が楽しめる。

プエルト・ビジャミルの中心市街からウェットランドを通って約1.5km。イサベラ島には火山ごとに異なる5つの亜種が生息しており、国立公園が絶やさぬように飼育と繁殖を行っている。

主に見られるもの

  • ガラパゴスゾウガメ

トレイルでは野生のゾウガメに出会うことも

トレイルでは野生のゾウガメに出会うことも

プエルト・ビジャミルの街から涙の壁まで、沿岸に整備されたトレイルがある。途中には塩水湖、海賊時代の墓石などの史跡、ビーチや展望台などがある。諸島で唯一、ガラパゴスで見られる4種類のマングローブが同一エリアにすべて生育している。

主に見られるもの

  • フラミンゴ
  • ミヤコドリ
  • フィンチ類
  • キイロムシクイドリ
  • レッドマングローブ
  • ホワイトマングローブ
  • ブラックマングローブ
  • ボタンマングローブ
  • ガラパゴスゾウガメ

赤ちゃんウミイグアナが天敵から身を隠す絶好の地形

赤ちゃんウミイグアナが点滴から身を隠す絶好の地形

プエルト・ビジャミル沖にあるAA(アーアー)と呼ばれる尖った溶岩の岩礁。パンガライドでペンギンやアオアシカツオドリが観察可能。上陸するとウミイグアナのハーレムがあり、ホワイトティップシャーク(ネムリブカ)の住み着く水路も上から眺められる。近くのスノーケリングエリアではウミガメやウミイグアナと泳ぐこともできる。

主に見られるもの

  • ガラパゴスペンギン
  • ウミイグアナ
  • ホワイトティップシャーク
  • アオアシカツオドリ
  • ガラパゴスアシカ

面積173平方キロメートル/最高地点640m

諸島南部に位置します。プエルト・べラスコ・イバラの街は、ガラパゴス諸島の有人島で最も小さな街です。しかし、人間が訪れた歴史は古く、大航海時代にさかのぼります。

ワンポイントコメント
独自に進化した動物が信じられないくらい近くで見られるのはフロレアナ島も同じですが、ここでは大航海時代や入植を試みてきた人間の歴史に想いを馳せて欲しいですね。同行するナチュラリストガイドからいろいろ聞き出してみましょう!

フロレアナ島の主なビジターサイト

フロレアナ島高地にある天然水が湧き出る水源、海賊達が岩を削って作った洞窟などがある。

主に見られるもの

  • 各種フィンチ
  • マネシツグミ
大航海時代からの習慣が受け継がれ、現在では観光客が樽で出来たポストに自分の分を投函し、入っているハガキから自国のものを持ち帰って投函する。

主に見られるもの

  • ガラパゴスアシカ
  • アオアシカツオドリ
  • 各種フィンチ
  • ウミガメ
諸島に伝わる、今なお真相不明のミステリー、バロネサとその後謎の死を遂げた恋人たち所縁の場所。ビーチやフロレアナ島高地などが一望出来るビュースポット。

主に見られるもの

  • アオアシカツオドリ
  • ウミイグアナ
  • 各種フィンチ
オリーブ色のグリーンサンド・ビーチとパロサントの森を抜けた反対側の白砂のビーチの対比が魅力的。途中にはフラミンゴが立ち寄るラグーンも。

主に見られるもの

  • ガラパゴスアシカ
  • フラミンゴ
  • アオアシカツオドリ
  • ガラパゴスペンギン
  • ウミガメ
  • エイ
  • スカレシアの低木種
  • ダーウィンマーガレット
プンタ・コルムラントの北に浮かぶ岩礁で、シュノーケリングポイント。透明度の高い海に様々な種類の魚が群れていて、まるで天然の水族館のよう。

主に見られるもの

  • 各種エイ
  • 各種サメ
  • ウミガメ
  • イサキ類
  • サンゴ類

観光上陸できる主な無人島

面積60平方キロメートル/最高地点206m

諸島最南東に位置し、現在の諸島の中では最も起源の古い島の一つ。数百万年という年月をかけて風化が進んでいる島(推定330万年)で、パウダーサンドのロングビーチの他、この島独自の変化を遂げたマネシツグミやウミイグアナ、諸島で唯一ガラパゴスアホウドリが営巣するなど生態系も印象的です。

ワンポイントコメント
とりわけ繁殖期には色鮮やかになり、“クリスマスカラー”と称されることもある同島固有のウミイグアナ、同島のみで繁殖するガラパゴスアホウドリ… ヘノベサ島、イサベラ島と並びガラパゴスでも特別とされるビジターサイトです。ガラパゴスアホウドリはオシドリ夫婦で有名、ぜひカップルで観察に訪れて欲しいですね。

エスパニョーラ島のビジターサイト

アシカとウミイグアナは比較的仲良し

アシカとウミイグアナは比較的仲良し

諸島随一の白砂のロングビーチ。ビーチの主はガラパゴスアシカで、コロニーがある。アシカと遊泳やシュノーケリングが楽しめることも。

主に見られるもの

  • ガラパゴスアシカ
  • マネシツグミ(同島固有亜種)
  • ガラパゴスノスリ
  • ホワイトティップシャーク
  • キングエンゼルフィッシュ
  • ブダイ類

アホウドリのヒナはアホのように可愛いので注意

アホウドリのヒナはアホのように可愛いので注意

諸島で唯一ガラパゴスアホウドリが営巣する場所(12月~4月)。繁殖期には“クリスマスカラー”と形容されるほど鮮やかな色に変わるウミイグアナも必見。トレイルの南には波が押し寄せると潮が噴き上がるブローホールと呼ばれる岩の裂け目がある。

主に見られるもの

  • ガラパゴスアホウドリ
  • ウミイグアナ(同島固有亜種)
  • アオアシカツオドリ
  • ナスカカツオドリ
  • グンカンドリ

面積0.13平方キロメートル/最高地点23m

サンタ・クルス島の東の沖に浮かぶとても小さなこの島は、火山起源ではなく隆起によって出来た諸島の中でも数少ない島の一つです。そのため硫黄分が少なく、豊かに実を結ぶウチワサボテンが、この島をリクイグアナの楽園にしています。
足元には色づいたセスビウムの天然の絨毯が広がります。
ウミイグアナのオスとリクイグアナの雌の交雑した“ハイブリッドイグアナ”の存在が唯一確認されていることで有名です。

ワンポイントコメント
空と海の青、白い雲、ウチワサボテンの緑、一面を這うセスビウムの赤…。色のコントラストがとても素晴らしく、愛を囁いてみたくなるのは、きっと私だけではないはず。

色づいたセスビウムの絨毯にアシカが寝そべる
色づいたセスビウムの絨毯にアシカが寝そべる

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ビーチに寝そべるアシカと記念撮影ができます。

サンタ・クルス島の南東に位置。島に近づくと、巨大ウチワサボテンの林に目を奪われることでしょう。
諸島の中心サンタ・クルス島を近くに臨む位置にありながら、海を障壁に、島固有の進化を遂げたサンタフェ・リクイグアナ(大型で体色は淡く、背中の棘状突起が尾の先まで続く)やサンタフェ・コメネズミが生息します。
島の北東にあるターコイズブルーの美しい入り江に広がる白砂のビーチは、ガラパゴスアシカを間近で観察できる場所の一つです。

ワンポイントコメント
ちょっと地味ですが、私が好きなのは諸島内でも最も大きなウチワサボテンの群落。壮観です。

面積1.9平方キロメートル/最高地点30m

飛行場のあるバルトラ島(サウス・セイモア島)の北に位置し、海底隆起により出来た平坦な島。聖なる木”パロサント”の茂みは、アメリカグンカンドリとオオグンカンドリ2種が混じりあって営巣する興味深い場所です。ほぼ一年中赤い喉を膨らませて求愛するグンカンドリが観察できます。
開けた場所にはアオアシカツオドリが営巣し、崖には世界で最も美しいカモメと称されるガラパゴスアカメカモメが観察できる、フォトジェニックな島です。この島のリクイグアナは研究用に持ち込まれたもの。もともとゾウガメやリクイグアナがいない島なので、彼等の好むウチワサボテンは幹が他の島のように大きくならず、背が低いのが特徴です。

ワンポイントコメント
ガラパゴスの動物の中でも人気のアオアシカツオドリ、赤いのど袋を膨らませるグンカンドリ… いつ行ってもカメラに収まってくれる夢のような島です。

赤い喉袋を膨らましたオスのグンカンドリがほぼ通年見られます。
赤い喉袋を膨らましたオスのグンカンドリがほぼ通年見られます。

面積14平方キロメートル/最高地点76m

諸島北東部にある島。諸島内には多くの島がありますが、赤道の北側にある上陸地は少なく、他の島ではほとんど見られないアカアシカツオドリに出会える貴重なビジターサイトで、海鳥の楽園となっています。

ワンポイントコメント
海鳥の楽園 ヘノベサ島。バードウォッチングが好きなお客様にはぜひ足を運んでもらいたいです。ガラパゴス諸島で赤道をまたぐ特別感もたまりません。

ヘノベサ島のビジターサイト

アカアシカツオドリが間近で見られる数少ないサイト

アカアシカツオドリが間近で見られる数少ないサイト

別名プリンス・フィリップス・ステップス。ダーウィン湾南東に突き出た岬で、崖に作られた階段を上ると、上は平らでパロサントの林がある。地上にはナスカカツオドリが、樹上にはアカアシカツオドリが営巣している。

主に見られるもの

  • アカアシカツオドリ
  • ナスカカツオドリ
  • アカハシネッタイチョウ
  • アカメカモメ
  • グンカンドリ
  • ガラパゴスコミミズク
  • ウミツバメ

グンカンドリや他の鳥達との距離が最も近く見られるサイト

グンカンドリや他の鳥達との距離が最も近く見られるサイト

白砂の美しいビーチ。アカアシカツオドリとグンカンドリが多数営巣している。海岸に生息するウミイグアナは諸島内でも最も小型。ゾウガメやリククイグアナがいないため、この島ではウチワサボテンの棘はうぶ毛のように柔らかく、進化の不思議を感じさせる。

主に見られるもの

  • アカアシカツオドリ
  • ナスカカツオドリ
  • シラガゴイ
  • グンカンドリ
  • 各種フィンチ
  • ガラパゴスアシカ
  • ガラパゴスオットセイ
  • ウミイグアナ
  • ハンマーヘッドシャーク

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ガラパゴス最大の絶景ポイント

面積1.2平方キロメートル/最高地点114m

サンティアゴ島の東の片隅に起きたマグマの活動により、わずかな水路をはさんで衛星のように誕生した比較的新しい島です。溶岩が噴き出したそのままの風景の中を木製の階段を上り頂に向かうと、360度の眺望が楽しめる景勝地です。荒涼とした斜面にはティキリアやヨウガンサボテンなど固有のパイオニアプランツが生え、ヨウガントカゲが動き回っています。島の西端にそそり立つピナクル・ロックの麓のビーチは、シュノーケルポイントになっており、岩場にガラパゴスペンギンが姿を現すこともあります。

ワンポイントコメント
月面あるいはスターウォーズの惑星に紛れ込んだような風景の中を上り、頂上から360度に点在する島々を一望する爽快感といったら、最高です!

面積585平方キロメートル/最高地点907m

諸島中央部、サンタ・クルス島の北西に位置し、諸島で四番目に大きい島です。溶岩が流れ出て出来た島で、雄大な火山地形が見られます。最も古い溶岩流はおよそ75万年前と言われています。16世紀以来、海賊や航海者たちの投錨地として利用されました。1835年、チャールズ・ダーウィンが訪れたとき、「その巣穴の多さにテントを張る場所に困った」程のリクイグアナは、人間によって持ち込まれたヤギにより、今はこの島から姿を消しました。かつて製塩業が営まれたこともあり、当時の廃屋が残っています。

ワンポイントコメント
オットセイが姿を現してくれるレアスポットがあるプエルト・エガスもいいのですが、私は何と言っても広大な溶岩の平原が広がるスリバンベイが好きです。地球の大きな力の前に畏怖の念を抱かずにはいられません。

サンティアゴ島の主なビジターサイト

島の北西、ジェームス湾に位置する黒砂のビーチと、隣接する溶岩性の海岸からなる。製塩所開発が失敗した歴史があり、当時を偲ぶ廃屋が一部残っている。溶岩の天然ブリッシやプールには時折アシカに混ざってオットセイが見られる。

主に見られるもの

  • ガラパゴスオットセイ
  • ガラパゴスアシカ
  • ウミイグアナ
  • カッショクペリカン
  • ミヤコドリ
  • ガラパゴスササゴイ
  • ガラパゴスシラガガゴイ
  • ガラパゴスベニイワガニ
ジェームス湾の北側にある白砂の海岸でウミガメの産卵地。昔は捕鯨船や海賊たちが水の補給のために訪れた。

主に見られるもの

  • カッショクペリカン
  • フィンチ類
  • ホオジロオナガガモ
  • ガラパゴスヒタキモドキ
  • ガラパゴスノスリ
  • ウミガメ
パンガライドで火山灰が作り出した奇怪な断層を眺めながら入り江周辺を見学。海賊たちや捕鯨船の投錨地、乗組員たちの休憩場所として使われた歴史がある。

地面が全てアート作品のような様相のスリバンベイ

地面が全てアート作品のような様相のスリバンベイ

島の南東に位置。バルトロメ島が向かいに浮かぶ。1897年に流れ出たパホエホエ溶岩が覆い、現在の海岸を形成している、地質学的に興味深い場所。

主に見られるもの

  • ヨウガントカゲ
  • ガラパゴスペンギン
  • ウミイグアナ

面積642平方キロメートル/最高地点1494m

諸島の最西端にあり、今から約5万年前に現れた諸島内で最も若い島です。今でも火山が活動を続けています。唯一上陸が許されているエスピノーサ岬は溶岩大地が広がる海岸で、ガラパゴスコバネウとガラパゴスペンギンが営巣、またウミイグアナの大コロニーとなっています。溶岩のくぼみに根を下ろして成長する溶岩サボテンが所々、黒々とした台地に彩を添えています。沖合では時期によりイルカや鯨が姿を見せることもあります。

ワンポイントコメント
ウミイグアナの大群やペンギンが有名ですが、不器用な私は、世界で唯一飛ぶことよりも潜水に特化することを選択し進化したガラパゴスコバネウの思いっきりに惹かれてしまいます。

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海域が栄養豊富なためウミイグアナも巨大です

ダイビングクルーズのみ

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ウォルフ島の”ランドスライド”ポイントではハンマーリバーが見られます。

諸島中央エリアから14~16時間、諸島の最北端エリアに位置する世界中のダイバーの憧れ、ダイビングクルーズでのみ訪れることが出来るダイブスポットです。ダイブポイントが複数あり、ハンマーヘッドシャークの巨大な群れやガラパゴスシャークなどを見ることができます。ダイバーから人気の珍種、レッドリップ・バットフィッシュも見ることができます。この海域は潮流が早いので、充分なダイブ経験(50回以上目安)が必要です。

ワンポイントコメント
この島のポイントでは大型ハンマーヘッドの群れや、ガラパゴスシャーク、ホワイトティップシャーク、珍種のレッドリップバットフィッシュなどを見ることができます。上級ポイントでダイビングした後の夕日を眺めながらの一杯は最高です!

ウォルフ島よりさらに北に3時間程行った場所にある絶海の孤島。ダイビングクルーズでのみ訪れることが出来る間違いなく世界最高峰のダイブスポットです。ダーウィン島付近の海水温度は諸島の他の地域と比べて少し暖かく、砂浜のない、そびえ立つ絶壁が特徴です。ハンマーヘッドシャークの巨大な群れやジンベイザメ(7~10月)、時にはザトウクジラやシャチなどの大型海洋生物が現れます。

この島の周辺は海流の流れが強い場所があるので特に注意が必要です。(ダイビング経験50回以上の方向け)

ダイブクルーズではウォルフ島とダーウィン島合わせて3泊の行程で滞在します。

ワンポイントコメント
なんといっても6-10月のジンベイザメでしょう!世界最高峰の観察ポイントです。
またダーウィン島周辺は良い漁場にもなっているため、漁に来ている船がダイブクルーズに魚を売りにくることもあります。

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ダーウィンズアーチ、世界最高のダイブスポットはこの海面下です。

クルーズ船で観光上陸が可能なその他の小島

mosquela
ノースセイモア島とバルトラ島の間にある白砂の島。
面積0.06平方キロメートル/最高地点1.98m
バルトラ島の北、ノース・セイモア島の南、両島の中間に浮かぶ長さ約600m、幅100mほどの小島。ガラパゴスアシカの一大コロニーで、白い砂のビーチがごま塩のように見えるほど。ビーチに上陸しアシカの間をぬいながら砂浜を散策します。
面積4.9平方キロメートル/最高地点367m
サンティアゴ島南の沖に浮かぶ小島。目の覚めるような赤砂のビーチにガラパゴスアシカのコロニーがあり、寝姿の可愛らしさはなんとも言えません。ビーチを背にトレイルを上るとウチワサボテンと海の美しい景色が広がります。
ravida
赤い砂浜の美しいラビダ島。
chinesehat
特徴的な形をしたチャイニーズハット島
面積0.22平方キロメートル/最高地点52m
サンティアゴ島南東に浮かぶ小島です。島名は帽子のようなその形状に由来します。鋭い岩石、ひび割れた溶岩層など火山島らしい風景が広がります。サンティアゴ島の噴火で流出した最初の溶岩台地に吹き出たマグマから形成されました。ウミイグアナやアシカが多く見られます。

一般上陸が難しいが知名度の高い島

面積0.32平方キロメートル/最高地点110m
サンタ・クルス島の北に浮かぶ島。バルトラ空港へ降り立つとすぐ目に入るのがこの島です。満潮時のごくわずかな時間に上陸する必要があり、観光上陸は許可されていません。プリンストン大学のピーター&ローズマリー・グラント夫妻がこの島に住むダーウィンフィンチ類の研究を行い、気象の変動でフィンチの嘴が刻々と変化し、現在も進化が進行していることを確かめました。これにより、進化がダーウィンの考えていたよりずっと早く起こり、「目に見える」現象であることが明らかになりました。

daphne
島全体が大きなクレーターになっていて、内部ではカツオドリが営巣しています。
george
ご存命時のジョージ師匠。もしかしたら仲間がいるかもとの記事
面積60平方キロメートル/最高地点777m
諸島の北部、赤道より北に位置。ピンタ島への観光上陸は一切許可されておらず、現在でも野生生物の宝庫となっています。1971年、絶滅したと考えられたピンタ島亜種ゾウガメの最後の生き残り、ロンサム・ジョージが発見され、一躍この島の名前が世間に広まりました。サンタ・クルス島の国立公園の飼育場で長らく保護され、ガラパゴス諸島の保護活動のシンボルや観光のアイコンとして大きな役割を果たしましたが、様々な繁殖の試みも実らず、2012年6月24日に死亡が確認され、地球上からまた新たに一つの種が消えることになりました。