はじめまして。

オンリーワンの新人スタッフ、なつきです。

他のスタッフは繁忙期のボリビアで奮闘中ですが、私は今年はパナマにお留守番。

ボリビアに負けないよう、パナマの情報をお届けしていきたいと思います!

本日は、先週末に訪れた、今パナマで最も新しいスポット、BIOMUSEO(生物多様性博物館)をご紹介します!

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

パナマっぽくない奇抜な建物。

こちらは、世界で活躍するカナダ人建築家フランク・ゲーリーが、中南米でデザインした唯一の建物です。

フランク・ゲーリーといえば、数多くの作品がありますが、特に有名なのがスペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館。

日本では、神戸のフィッシュダンスという鯉のオブジェの設計を担当しました。(監修はあの安藤忠雄!!)

世界中にファンがいる「近代建築の巨匠」です。

そんなすごい人の作品が、中南米で唯一、パナマにあるんです!必見です!

 

さて、このBIOMUSEO、入場料ですが…。

 

観光者 大人$22.00、子供$11.00(18歳以下)

居住者 大人$12.00、子供$6.00(18歳以下)

 

と、博物館にしては少々お高め。

 入るのを躊躇してしまうレベルですよね…。

英語かスペイン語のガイド機械を受け取り、中に入るとまずは、こんな感じ。

image

生物多様性についての概念や、パナマにはどれだけ多様な動植物が存在しているか。その美しさや重大さについて学びます。

 

次の部屋に進むと、正面、頭上、両サイドに巨大スクリーンがずらり。

ここでは美しい自然の映像が約6分間流されます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

この博物館の目玉の一つと言えます。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

スクリーンに囲まれながら映像を見ていると、実際その場所に迷い込んだかのような不思議な感覚に襲われました。

 

次に進んでいくと、今度は地理についての解説です。

約400万年前以前、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸はくっついてなかったらしく、何千万年もかけて、海底火山の活動によりゆっくりと北と南を結ぶ現在のパナマの地が形成されました。

 

二つの大陸がつながったことにより、海は太平洋と大西洋にわかれ、地球上の気候も激変し、更にはその影響でアフリカ大陸では木が激減した為、木の上で暮らしていた人間の祖先、猿人は食べ物を求め地上に降り、二足歩行を始めたんだとか。

 

つまり、今の人類があるのはパナマのおかげ?かもしれません。

 

北と南がつながったことにより、たくさんの生き物がここを行き来しました。

その頃生息していた動物達の等身大の像は大迫力!

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

現在でも生息する動物や、ずっと昔に絶滅してしまった動物など、様々。

なかでも、Giant land sloth…。(巨大なまけもの)はモンスター級の大きさで、実際にこんな動物がいたなんて、と驚かされ、感動しました。

すいません、写真撮っていなかったので、この迫力は実際にご覧になってください!

 

最後に、人類の足跡についての写真や解説が描かれた柱が何本もある広場があります。

そちらは入場料はかからないようだったので、お気軽に足をお運びください。

 

大体の見どころは以上です。

 

まだオープンして間もないので、これからどんどん増設・進化が期待できます!

 

正直、あまり期待してなかったんですが、かなり興味深く面白かったです。

そして、少し賢くなった気がしています。笑

 

ギフトショップやカフェもあり、カフェではコーヒーを飲みながら運河が眺められます。テラス席もあり、なかなか良い景色なのでオススメです。

ちなみにカフェは、入場券を買わなくても利用できますよ!

ぜひ、パナマの最新ホットスポットに足を運んでみてください!

 

それでは、Hasta pronto!