ご無沙汰しております。ボリビアからなつきです。

今回はやっとのご報告となりました。

宮崎さん(http://jiburi.com) より引き継ぎました、「ウユニでバイオトイレを建設する!」というプロジェクトですが、やっと完成いたしました。

 

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最後の仕上げを手伝ってもらった、本当に色々お世話になったHotel Las Tholasのオーナーとその息子。

 

去年、2016年の9月頃に引き継いで、11月頃には建設自体は終わっていたのですが、ウユニ市役所との連携などがなかなかうまく進まず、また旅行業の方の繁忙期に突入してしまったため、機能させるまでにかなり時間がかかってしまいました…。

このプロジェクトは元々、宮崎さんというJICAボランティアのOBの方と、オンリーワントラベルで、ゴミ問題や汚染化の進むウユニで何か現地の役に立つことができないかと相談した結果、ウユニ塩湖にバイオトイレの建設を!ということで始まりました。そこからクラウドファンディングを通し、日本からたくさんの方々に経済的にも援助いただき進めてまいりました。

宮崎さんには、ウユニ市役所や町の人々との話し合いなど、トイレ建設に至るまでの過程をご協力いただきました。 本当にありがとうございました!

また、クラウドファンディングでご協力いただいた皆様。皆様のご協力がなければこのプロジェクトは成り立ちませんでした。本当に本当にありがとうございました。そして、 大変お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。

 

今回のプロジェクトで、日本やボリビア現地、 国も違う、職業や背景もまったく違うみんなで一つのプロジェクトを成し遂げることができたことにとても感動しています。

このバイオトイレがきっかけで、現地の人たちの環境問題への関心が少しでも高まり、私が世界で一番大好きな場所、ウユニ塩湖がいつまでもその美しさを留め、また多くの観光客に愛されることを願っています。

 

 

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 トイレの使用は3BS。管理はウユニ現地のサントゥーサさんという女性にお願いしています。トイレでの収入はトイレットペーパーや糞尿にかける木屑、管理費・維持費に使われます。

 

 

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ウユニ市役所の計らいで、トイレの横にはガスタンクを再利用したゴミ箱が置かれています。

 

プロジェクトは現在進行中です。建設までがゴールではなくこれから先ウユニに住むみなさん、観光で訪れる皆さんに継続して使用していただくことが今後の目標です。ボリビアウユニ塩湖へお越しの際は是非ともご利用くださいませ!